2017.09.29 08:30

「文佳人 純米酒」が仏の日本酒コンクール入賞 高知県香美市

仏のコンクールで入賞した「文佳人 純米酒」を持つ有沢浩輔さん=左=と綾さん(香美市土佐山田町西本町1丁目)
仏のコンクールで入賞した「文佳人 純米酒」を持つ有沢浩輔さん=左=と綾さん(香美市土佐山田町西本町1丁目)
 高知県香美市土佐山田町西本町1丁目の酒造会社「アリサワ」の「文佳人 純米酒」が、フランスで開かれた日本酒コンクールの純米部門で上位5銘柄に入賞した。10月にパリで開かれる日本酒の展示会に出品され、さらに上の賞に選ばれる可能性もある。

 コンクールは、フランスで日本酒の魅力を広めようと本年度初めて開かれた「Kura Master」。ワインソムリエらでつくる実行委員会が主催し、審査も現地のソムリエやレストラン関係者が行った。

 精米歩合により純米と純米大吟醸の2部門に分かれ、総出品数は550本。アリサワは純米大吟醸部門に1本、純米部門に2本をエントリーし、そのうち「文佳人 純米酒」が純米部門284本の中で30本のみのプラチナ賞に選ばれた。

 さらにプラチナ賞の中で上位5本に入り、純米大吟醸部門の上位5本と一緒に、10月7~9日にパリで開かれる展示会「SALON DU SAKÉ」に出品されることになった。そこでは、計10本の中から厳選されたプレジデント賞と審査員特別賞が1本ずつ発表されるという。

 コンクール参加は、県外の酒店から「(文佳人は)欧州でウケると思う」と勧められたのがきっかけ。文佳人はアクセントのある酸味が特徴で、もともと客から「白ワインに近い」との感想をもらうこともあった。これを踏まえ、パンフレットではローストビーフやチーズとの食べ合わせも提案していた。

 入賞を受け、アリサワ社長で杜氏(とうじ)の有沢浩輔さん(47)は「光栄です。味の評価の物差しが一つじゃないと分かり、視野が広がった」。10月の展示会に参加する妻の綾さん(42)は「本場の食と合わせた時にどんな反応をもらえるか、フランスの人の声を聞くのが楽しみです」と語っている。

カテゴリー: 主要社会香長


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