2017.09.28 08:38

高知の「清水酒場」都内で出店攻勢 9/29、新宿に「幡多バル」

29日にJR新宿駅近くに開店する「土佐清水ワールド幡多バル」(ワールド・ワン提供)
29日にJR新宿駅近くに開店する「土佐清水ワールド幡多バル」(ワールド・ワン提供)
 高知県土佐清水市をテーマにした居酒屋「土佐清水ワールド」を展開する「ワールド・ワン」(神戸市中央区)は、同店と系列店を合わせて2020年までに都内で10店舗に拡大する方針を決めた。今月29日には系列の欧風居酒屋「土佐清水ワールド幡多バル」を東京・西新宿に開店する予定で、都内での出店攻勢を強める。計画が実現すれば、土佐清水の生産者との取引額は現状の2・5倍となり、5億円に迫る見込み。

 土佐清水ワールドは15年、神戸のJR三ノ宮駅近くにオープン。以降、今年7月までに、幡多バルを含めて計5店を神戸に出店。他にも青森県や山陰地方など地域特化型の店舗を展開する中で、土佐清水が業績のけん引役となっており、7月末に同社が東京に初進出する際も土佐清水ワールドを選んだ。

29日にJR新宿駅近くに開店する「土佐清水ワールド幡多バル」(ワールド・ワン提供)
29日にJR新宿駅近くに開店する「土佐清水ワールド幡多バル」(ワールド・ワン提供)
 東京1号店の業績も好調といい、同社は土佐清水ワールドと系列店を都内展開の軸に位置付け、29日には東京2号店として幡多バルをJR新宿駅近くのビル1階に開店する。73平方メートルの店舗に37席を構え、幡多6市町村の食材を使った創作料理を提供。さらに来年は、夏にかけて新橋など都内で数店の出店を計画しており、20年をめどに計10店への拡大を目指す。

 同社は20年の株式上場も視野に入れる。河野圭一社長(46)は「生産者の供給態勢に無理のない範囲で」と土佐清水側との意思疎通の重要性を強調しながらも「東京1号店も順調で、当面の出店資金のめどはついた。3年で10店は現実的な数字」と意気込む。

 現6店舗での同市業者との取引額は月1500万円ほど。計15店に増えれば、年間5億円に迫る見込み。同社のグループ企業役員で土佐清水側の商材を取りまとめる竹田真さん(38)=元土佐清水商工会議所職員=は「生産者の供給力強化と供給業者の拡大は不可欠。地元との連携を密にして、清水から出店計画をバックアップする態勢を構築したい」としている。

カテゴリー: 主要社会政治・経済幡多


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