2017.09.26 08:25

高知県の製造品出荷額が46位に浮上 15年5673億円 最下位脱す

 高知県は25日、経済センサスの産業別集計を発表した。本県の工業力を示す2015年の「製造品出荷額等」は前年比7・9%増の5673億円で、都道府県別では沖縄県を上回る46位となり、8年ぶりに最下位から浮上した。

 19業種のうち16業種で前年を上回るなど、幅広い業種で出荷額が伸びたことが増加要因。10年に4681億円まで落ち込んでいた本県の製造品出荷額等だが、リーマン・ショック(08年=5870億円)前の水準近くまで回復した。

 県工業振興課の栗山典久課長は「産業振興計画で官民が取り組んできた成果が目に見えて出てきた。拡大再生産につなげていきたい」と話している。

 業種別では、割合が最も大きい食料品が13・1%増えたほか、輸送用機械が29・2%増、金属製品は48・7%増、生産用機械が7・4%増などと好調だった。

 都道府県順位は、沖縄県が12・0%減の5573億円となり、47位となった。45位の鳥取県は7071億円(3・9%増)。トップは愛知県の46兆1030億円だった。

 市町村別では、高知市が1681億円(13・4%増)で1位。南国市1008億円(12・0%増)、須崎市743億円(3・8%増)、香南市396億円(5・5%減)、いの町282億円(3・5%増)と続いた。

 調査対象となる従業員4人以上の事業所数は、12・5%増と大幅に増え1173事業所、従業員数は3・5%増の2万4518人となった。4人未満だった事業所が好業績に伴い従業員を増やしたことで、調査対象に加わったケースが多かったとみられる。

カテゴリー: 政治・経済


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