2017.09.26 08:20

コラボ帽子パン開発中 高知の春野高生と障害者就労事業所

コラボパンの商品化を目指す春野高生と高知ハビリテーリングセンター支援員(高知市の春野高校)
コラボパンの商品化を目指す春野高生と高知ハビリテーリングセンター支援員(高知市の春野高校)
 高知市春野町弘岡下の春野高校の生徒が、自校で製造している果物の加工品と、近くの高知ハビリテーリングセンター(同町内ノ谷)の障害者就労支援事業所で作っているサツマイモを使った「コラボ帽子パン」の商品化を進めている。

 きっかけは、福祉や看護に関心があった3年生の小松冴太朗(こたろう)さん(17)ら4人が「障害者の社会参加」について総合学習で研究したこと。「高校生が商品開発に加わることで、障害者の生活や就労の現状について多くの県民に関心を持ってもらえるのでは」と考え、コラボ商品の企画を同センターに提案した。

 4人は同センターのパン工房などを見学し、新商品を考案することに。同級生からレシピのアイデアも募った。

 50点近い応募の中から、同校で製造しているミカンジュースとブンタンジャム、同センターで栽培するサツマイモを使って「みかん帽子パン」「さつまいも帽子パン」(ともに仮称)の2種類を試作。甘さや風味などの調整を重ね、材料の配合がほぼ固まった。

 同センターの利用者が生徒のレシピに基づいてパン工房で製造し、10月7日に同町西分の春野文化ホール「ピアステージ」で開かれる「いきいき春野ふれあい交流会」でお披露目される。商品名やパッケージも生徒が考案中だ。 

 メンバーの班長を務める小松さんは「単にパンが売れるだけでなく、活動を通じ障害を持っている方の社会参加について関心が高まれば」と話す。

 同センター就労支援部の永野剛・主任支援員(37)は「高校生自らが関心を持ち、仲間に呼び掛けながら行動に移してくれていることがうれしい」と喜んでいる。

カテゴリー: 社会教育高知中央


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