2017.09.19 08:15

農家民宿「ななさと」の朝食好評 住民憩いの場にも 高知県黒潮町

会話しながら食事を楽しむ利用客ら(黒潮町加持川)
会話しながら食事を楽しむ利用客ら(黒潮町加持川)
 高知県幡多郡黒潮町加持川にある「ともこ工房 農家民宿ななさと」のモーニングサービスが好評だ。旬の山の幸を使った料理が人気なのに加え、集まって食事をすることで住民の憩いの場となっており、月2回だった営業を今月からは週1回に増やした。店主は「地元のおばあちゃんたちがいきいきした表情を見せてくれるのがうれしい」と喜んでいる。

 「ななさと」は農作業体験ができる民宿として、昨年2月にオープン。その年の10月から、芋飯のおにぎりや、つがに汁、イタドリの炒め物など、地元の食材を使った昔ながらの食事を500円で提供するモーニングを始めた。

 店主の堀由紀さん(55)によると、当初訪れる客は近くに住む5人ほどだった。しかし口コミなどで徐々に人気が広まり、今では平均15人ほどが訪れ、中には高知市や宿毛市から来る人もいるという。

 常連客はモーニングについて「味がえいのはもちろんやけど、何よりもいろんな人と話しながら食べられるのが楽しい」と話し、堀さんも「食事が終わっても皆さんが会話を楽しんでいるんです」と笑顔を見せる。

 加持川出身の宮川幸さん(74)=同町入野=は「ここの朝食がなかったら、地元へ戻る機会はほとんどなかった」と顔見知りとの会話を喜んでいた。

 常連客らの要望もありこれまで第2、第4土曜日のみの営業だったのを、今月から毎週土曜日に増やした。化学調味料を使わず、毎回違ったメニューを楽しめるのも人気だ。堀さんは「住民の憩いの場になってくれたらうれしいし、地域外の人にもたくさん来てもらって、地域が元気になれば」と話している。

 モーニングは午前8時から。問い合わせはななさと(0880・43・1841)へ。

カテゴリー: 社会幡多


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