2017.07.11 08:10

高知県のホビー館四万十「これが海洋堂だ展」秘蔵品で歴史たどる

ジオラマコーナーで戦車の模型を走らせて遊ぶ宮脇修一社長(高知県高岡郡四万十町打井川)
ジオラマコーナーで戦車の模型を走らせて遊ぶ宮脇修一社長(高知県高岡郡四万十町打井川)
 フィギュアメーカー「海洋堂」(大阪府門真市)の半世紀以上の歩みをたどる「これが海洋堂だ展」が、高知県高岡郡四万十町打井川の「海洋堂ホビー館四万十」で開かれている。創業初期の帆船のプラモデルから海洋堂の看板商品の恐竜のフィギュアなど秘蔵の400点以上を展示している。10月2日まで。

約1億3千万個を売り上げた食玩「日本の動物コレクション」(高知県高岡郡四万十町打井川)
約1億3千万個を売り上げた食玩「日本の動物コレクション」(高知県高岡郡四万十町打井川)
 海洋堂は1964年、宮脇修一社長(60)の小学校入学を機に、父親の修館長(89)=旧幡多郡大方町出身=が創業したプラモデル店が始まり。少量生産の高級模型や、お菓子のおまけである食玩など、精巧で新しい模型を次々と発表。「日本の動物コレクション」をおまけに、菓子メーカーが1999年に発売した「チョコエッグ」は約1億3千万個が売れる人気だった。

映画に感動して製作した女優、富田靖子さんのフィギュア(高知県高岡郡四万十町打井川)
映画に感動して製作した女優、富田靖子さんのフィギュア(高知県高岡郡四万十町打井川)
 今回の展示は、修一社長の還暦を祝って企画された。フィギュアメーカーへの転身(1985年)、日本最大の造形イベント「ワンダーフェスティバル」の開催引き継ぎ(1992年)など、海洋堂の歴史を作品を通して振り返る。

 ニューヨーク自然史博物館から依頼された恐竜の復元模型のほか、修一社長が映画「さびしんぼう」に感動して製作した女優、富田靖子さんのフィギュアなど、入手が難しい作品も並ぶ。

 修一社長は7月9日のトークショーに登場。修館長に模型を買ってもらった、子ども時代のわくわく感がものづくりの原点にあるとし、「デジタルでは味わえない『リアル』を触って遊ぶ模型の魅力をこれからも伝えていく」と話していた。

 展示物は海洋堂コレクションの一部で、順次入れ替える予定。会場には模型戦車を走らせるジオラマコーナーもある。問い合わせは海洋堂ホビー館四万十(0880・29・3355)へ。

関連記事

もっと見る

カテゴリー: 主要社会海洋堂文化高幡


ページトップへ