2016.03.24 17:08

新聞の構成と読み方

 新聞の各ページには、多くの記事が載っています。それぞれの記事の「見出し」と、冒頭の「リード(前文)」を読めば、どんなニュースなのか大まかに分かるようになっています。見出しの大きさはニュースの“価値”を示すもので、大きいほど重要なニュースです。
 「新聞の顔」である1面には、その日の多くの記事の中から特に重要なニュースを集めて載せています。最も重要な記事は「1面トップ」と呼ばれ、一番大きな見出しで、題字のすぐ隣に掲載しています。


【高知新聞(朝刊)の1面】
題字…新聞の名前。
発行日…どの日の新聞かを示す日付。
紙齢…高知新聞が創刊されてからの通算発行号数。1日1号ずつ増えます。
見出し…記事の内容を簡潔に伝えます。文字が大きいほど、重要なニュースです。
リード…記事の要約文。多くのニュース記事は、最初の段落がリードになっています。
写真…記事に書かれた場面、様子などを、目で見て分かるように掲載します。
「小社会」…高知新聞の看板コラム。
きょうの紙面…この日の新聞の“おすすめ記事”を紹介しています。
広告…コマーシャル。ここにも多くの情報が詰まっています。



【新聞の読み方】
「新聞を読んでみようと思っても、どう読み進めていくのか分からない」という声をよく聞きます。そこで、新聞の読み進め方のルールをご紹介します。読む時だけでなく、新聞づくりをする際の参考にもどうぞ。


◎右上からスタート
 新聞は基本的に縦書き。右上から左下へと読んでいきます。一番右上の記事が、基本的にそのページのトップ記事です。

◎「段罫」と「段」
 多くの場合、「段罫(だんげい)」という横線が、ページの中に何本も引かれています。1つの行の文字数が多くなりすぎると記事が読みづらくなるので、ある程度の文字数に区切るためです。段罫と段罫との間を「段」と呼びます。高知新聞は、1段10文字とし、1ページ最大15段でつくっています。記者らがよく使う「3段見出し」「4段見出し」といった言葉は、その見出しの高さ(=大きさ)が何段分あるかを示す表現です。

◎はね返って落ちる
 縦書きの記事は、一つの行が終わると左の行に続いていきます。記事の途中で、写真や図、罫線、見出しにぶつかったら、次のように読みましょう。
 (1)その段の下側に引いてある段罫を右へと見ていきます。
 (2)どこかで段罫が途切れているので、その場所で一つ下の段を見てください。
 (3)そこに記事の続きがあるはずです。
 つまり、記事は「左にぶつかったらはね返り、段罫が切れたところで下に落ちる」のです。

◎段罫なければジャンプ

 ページやコーナーによっては、段罫が引かれていない記事があります。その場合、左に写真や見出しがあってもはね返らず、ジャンプしてさらに記事が続きます。左に罫線がある場合のみ、はね返ります。その時は右に罫線があるところまで戻り、その下の段に続きます。










◎横書き記事は左上から

 横書きの記事は、左上から右下へと読んでいきます。それ以外は基本的に、縦書きの時と同じように読んでいきます。なお、横書きでは、段罫が入ることはほとんどありません。
 横書きの場合、縦書きの「右」が、横書きの「上」に当たります。同様に、縦書きの「左」は「下」、「上」は「左」、「下」は「右」になると考えましょう。

カテゴリー: 新聞を知ろうNIE


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