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阪神2軍が安芸キャンプ打ち上げ

 24日、阪神タイガース2軍が高知県安芸球場で春季キャンプを打ち上げた。最終日は午前中だけの3時間ほどの練習だったが、投手、野手に分かれてピッチングやフリー打撃などで汗を流した。

 ドラフト1位ルーキー高山は、1軍に合流するため一足早く23日で安芸キャンプを終了し、この日は不在。ベテランの安藤から、竹安、青柳、望月の新人まで、約30人の選手が、キャンプ開始当初とは見違えるような力強い動きを見せていた。

 最後は選手代表の俊介が「充実したキャンプができました。選手一人一人、1軍でプレーできるようにこれからも頑張ります。ファンの皆さま、ありがとうございました」とあいさつし、一本締め。選手らが高知県側の関係者と握手を交わし、グラウンドを後にした。

 【写真】俊介の一本締めで春季キャンプを打ち上げた阪神2軍(安芸球場)

【掛布2軍監督に聞く】これからが本当の勝負

 安芸球場での春季キャンプを打ち上げた、阪神の掛布雅之2軍監督に、約1カ月間の練習を振り返ってもらった。

 ―どんなキャンプになったか。

 「まずはけが人なく無事に終われて良かった。選手一人一人が自分を追い込み、納得して一日一日を終わらせてくれた。その積み重ねが『いいキャンプだった』と言えることにつながった」

 ―大きな成果があったということか。

 「それはこれから選手が答えを出していくと思う。今朝も選手には『これからが本当の勝負だ』と話した。競争に負けた人間は1軍に上がれない。そういう戦いの準備が、このキャンプの中でできたかどうか」

 ―中でも収穫のあった選手は。

 「やはり高山。彼は今日(1軍合流のため)いなくなって余計に思うが『華』がある。板山にしてもそうだが、これから1軍に上がって、2軍とは全然違うプレッシャーの中でどうなるのか注目したい」

 ―初めて、監督という立場でキャンプを過ごしたが。

 「プレッシャーはあったが、毎日が充実していた。ある程度、細かい所まで見たいと思って、今まであまり見たことのない投手の練習などもよく見た。現役時代よりも、キャンプが短く感じた」

 ―期間中、観客がかなり多かった。

 「ファンの方が、選手にいい緊張感をつくってくれたおかげで、いい練習ができたと思う。ファンの目は僕たちよりずっと厳しいので。またファンの方には、新しい選手を見つけて、その選手が期待通りに活躍してくれるという楽しみ方もあると思う」

 ―現役時代の思い出の地でのキャンプだったが。

 「安芸は海と空の色がきれいで、何度見ても新鮮さを感じる。選手の時はそんな余裕はなかったかもしれないが。当時よりも球場はきれいになったが、この雰囲気は何も変わっていない」

 【写真】ファンの声援に手を振る掛布2軍監督

(2016年2月25日付朝刊)


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