2014高知豪雨
2015年2月24日朝刊

高知市の久万、紅水川の越流防止壁など整備 高知県が対策方針

 2014年8月、台風12号の豪雨で高知市の紅水川と久万川が越流し、浸水被害が広がったことを受け、高知県は23日、越流箇所にコンクリート壁を設けたり、一時的に陸閘(りっこう)を置いたりして浸水防止を図る対策方針を確認した。

 12号豪雨では、2014年8月3日の未明から朝にかけ、高知県中部を中心に激しい雨に見舞われた。特に高知市では、高知市が設置しているポンプの排水が追いつかなかった上、久万川、紅水川が越流し、両河川流域の家屋計385棟が床上・床下浸水の被害を受けた。

 高知県と高知市は8月豪雨を機に担当者らでつくる「高知市街地浸水対策調整会議」を2014年10月に立ち上げ、23日の第2回会合で両河川の越流対策を協議した。

 検討の結果、久万川は高知市万々の河川沿い約100メートル区間の護岸を、コンクリート壁で約70センチかさ上げする▽紅水川は増水の状況に応じ、万々商店街を通る県道上に道路をふさぐ形で一時的な陸閘を設置する―ことが、それぞれ有効な対策として確認された。

 高知県河川課は「久万川は、かさ上げすることで下流部にどのような影響が出るか慎重に調査を進めたい。紅水川は今後、陸閘の構造などを具体的に検討していく」と説明。対策の完了時期はいずれも未定という。

 【写真】紅水川の越流対策として、万々商店街の中を走る県道を陸閘で一時的にふさぐイメージ。紅水川に架かる石神橋は沈下橋のようになる(高知県の資料を基に作成)





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