2014高知豪雨
2014年12月5日朝刊

豪雨から4カ月で高知市鏡的渕の避難指示を解除

 8月豪雨による斜面崩壊で避難指示が続いていた高知市鏡的渕の小塩団地(12世帯34人)について、高知市は4日午後7時、約4カ月ぶりに避難指示を解除した。崩壊箇所の安全を確保する工事が完了したため。市営住宅で避難生活を送る田中浩之さん(54)は「自宅で仕事していたので、避難生活はすごく不便だった。ようやく家に戻れ、ほっとしてる」と安堵(あんど)した様子だった。

 4日夜、高知市鏡地区で住民説明会があり、11世帯14人が出席し、高知県が安全対策の経過などを説明した。それによると、崩落箇所の地下水が上昇しないよう、地下水を抜く横穴を斜面に設ける排水工事が11月末に完了した。県の担当者は「地下水があると斜面が滑りやすい。(排水対策により)大雨の時には地下水の水位を下げ、安全度を高めることができる」と話した。

 一方、高知市は住民に対し、県営・市営住宅への無償入居などの支援を1月末まで継続▽画像伝送システムの導入など災害時の情報伝達態勢の構築を検討する―などと伝えた。

 8月豪雨による避難指示のうち、斜面が大規模に崩壊した高知市土佐山菖蒲(1世帯5人)では避難指示が継続している。





・「2014高知豪雨」前の記事へ ・「2014高知豪雨」次の記事へ
・「2014高知豪雨」トップへ
・「高知新聞」ホームへ

 

総カウント数
本日は
昨日は