2014高知豪雨
2014年8月29日朝刊

馬路村で土砂崩れ 周辺に亀裂も走り24時間カメラ監視へ

 高知県安芸郡馬路村の民有林で幅40メートル、長さ70メートルにわたって土砂崩れが発生し、それを中心に多数の亀裂が山斜面に走っているのが8月27日までに見つかった。

台風11号などの影響とみられ、馬路村や高知県安芸土木事務所は27日夜、住民約70人に説明会を開催。最も近い民家まで約300メートルで、土砂が流れ込む可能性は低いが、高知県はセンサーやカメラで地表の動きを監視する。

 現場は馬路村役場の南西約500メートルで、ほぼ東西に流れる「瀬戸ケ谷川」の谷の南側斜面。高知県安芸土木事務所によると、19日に土砂崩れを発見して調べたところ、約1万立方メートルの土砂が崩れ、周辺に亀裂が走っていることが分かった。

 説明会で高知県安芸土木事務所は、23日に亀裂の周辺4カ所にセンサーを設置しており、29日からは同じく2カ所にカメラを置き、24時間態勢で地表の動きを監視するとした。応急処置として土砂崩れ現場の倒木を撤去し、早ければ来週にもボーリング調査を実施。地中の水を抜くなど対策を取るという。

 センサーはこれまで異常を観測しておらず、高知県安芸土木事務所は「直ちに住民に危険が及ぶ状態ではない」。馬路村は「地表に動きが見られた場合は、周辺の約40世帯85人に避難準備情報や避難勧告などを出す」としている。

【写真】土砂崩れが起きた山中。周辺で亀裂も見つかった(高知県安芸郡馬路村馬路)





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