2014高知豪雨
2014年8月27日夕刊

高知市が避難指示長期化世帯に支援金20万円を支給

 高知市は8月26日夜、8月上旬の豪雨による斜面崩落で避難指示が長期化している鏡的渕の小塩団地の住民(12世帯34人)への説明会を開き、生活支援策を提示した。1世帯当たり20万円の支援金の支給や、民間住宅を借りる人への家賃補助などが柱。高知市土佐山菖蒲で避難指示が続く1世帯4人にも同様の支援をする。

 小塩団地は、的渕川の対岸斜面がさらに崩落する危険がある。高知県が25日からボーリング調査を始めたが、避難指示解除の見通しは立っていない。高知市は指示を出した地区への立ち入りを規制しており、住民は親類宅や避難所で生活している。

 住宅が全半壊や流失した場合は国の支援策があるが、住宅に直接の被害がない今回は対象にならない。そのため、高知市は独自の支援策を検討していた。

 具体的には、当面の生活費や引っ越し費用として1世帯につき20万円(1人世帯は15万円)を支給。また指示が解除された日の翌月末まで、県営・市営住宅への入居を無償とする。民間住宅を借りる人には毎月上限6万円で家賃を補助し、敷金分などとして上限3カ月分の家賃を支給する。小中高生がいる世帯には通学費も支援する。

 説明会では、住民から「避難中も家の掃除などはしないといけない。自宅光熱費の基本料金は支援対象にならないか」といった質問が出され、高知市は四国電力などと対応を協議すると答えた。会合後、ある住民は「時間はかかったが、ある程度対応してくれたと思う」と話していた。





・「2014高知豪雨」前の記事へ ・「2014高知豪雨」次の記事へ
・「2014高知豪雨」トップへ
・「高知新聞」ホームへ

 

総カウント数
本日は
昨日は