2014高知豪雨
2014年8月22日朝刊

安芸市の県道不通長引く 崩落現場の土砂不安定

 台風11号で高知県安芸市の伊尾木川上流地域が孤立する一因となった安芸市奈比賀の県道の山斜面崩落現場で、斜面に不安定な土砂が大量に残り、10日から続く通行止めがさらに長期化する恐れが出ている。高知県が21日、観測機器を設置したが復旧のめどは立っていない。

 県道奈比賀川北線で、現場は奈比賀公民館から約600メートル下流。山側の斜面が高さ80メートル、長さ70メートルにわたって崩れた。高知県安芸土木事務所によると、さらに崩落の可能性がある推定3万立方メートルの土砂が残っており、県道上の土砂除去などに着手できないという。

 高知県安芸土木事務所は地表の動きを観測するセンサーを設置。現場を迂回(うかい)する仮設橋も検討しているが「山が動いており、調査も完了していない状態。開通のめどは立たない」としている。

 奈比賀地区へは、伊尾木川対岸の県道大久保伊尾木線が迂回路となっているが、奈比賀地区上流で路肩が崩落し通行止め(9月初旬に開通見込み)になっており、さらに上流の入河内地区や黒瀬地区などへは、市道八ノ谷線で迂回する状態が続いている。





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