2014高知豪雨
2014年8月18日朝刊

台風で大木倒れて須崎市のお堂全壊 住民が再建検討

 高知県須崎市久通の「天神宮さま」と呼ばれる神社で、台風11号の暴風雨により「樹齢300年以上」と言われるムクノキが倒れ、下敷きになったお堂が全壊している。氏子らが大木の処理とお堂の再建策を検討している。

 ムクノキは高さ30メートル以上。幹回りは太いところで4メートルほどあり「ご神木のような存在だった」という。

 10日午前4時ごろ、近くの山崎亀一さん(76)は雷鳴とは異なる「ドーンという大きな音」を聞き、約1時間後に倒れたムクノキを発見。「天神宮さま」をまつった木造のお堂も崩れ落ちていた。

 一方、山と海に囲まれた久通地区は、唯一のアクセス道である市道が一時的に通行できなくなったが、大規模な崩落などはなく、人家や漁船への被害もなかった。住民からは「ムクノキと天神宮さまが守ってくれたよう」の声も上がっている。

 宮総代の一人、西村良久さん(79)はお堂について「資金面のめどは付いていないが、より安全な場所への移築を検討したい」としている。

【写真】ムクノキの大木が倒れ全壊したお堂=左(高知県須崎市久通)





・「2014高知豪雨」前の記事へ          ・「2014高知豪雨」次の記事へ
・「2014高知豪雨」トップへ
・「高知新聞」ホームへ

 

総カウント数
本日は
昨日は