2014高知豪雨
2014年8月16日朝刊

断水に広がる救援の輪 県内外から飲料水、給水車

 台風11号の影響で、今月10日から飲料用水道水の断水が続いている高知県高岡郡四万十町と四万十市西土佐地域に、県内外の個人や企業、自治体から水の寄贈や給水車派遣など支援が相次いでいる。海外からも協力があるなど、広がる救援の輪に地元関係者は感激している。

 浄水場の浸水で、2500世帯で飲料水の断水が続く四万十町窪川地域。昨年11月に同町と災害時協定を結んだ岡山県高梁市は13日、給水車1台と職員4人を派遣した。

 同市職員は「給水車が役立ちうれしい。水道水が使えるようになるまで、できるだけ長く支援したい」と話し、水の配布に当たっている。

 同じ協定を結ぶ熊本県山鹿市は、2リットル入り飲料水ペットボトル600本を送付。須崎市や、県内の飲料水製造販売業者、個人などからも水が届き、町危機管理課は「水道水の供給再開に時間がかかっており、ありがたい」と感謝する。

 139世帯が断水している四万十市西土佐江川崎では、市西土佐総合支所に、県外の企業や個人から計約1・3トンの飲料水ペットボトルが届いた。

 また、西土佐商工会は断水世帯へ飲料水を配布できるよう、インターネットなどで商工会が販売するペットボトルの購入支援を呼び掛けたところ、15日までに四万十ファンの香港の夫婦を含め県内外から37件約38万円の入金があったという。

 約1・9トン分を配布できる額で、商工会の担当者は「海外まで支援の輪が広がっているとは」と驚きながら、「配った先の家庭でも喜んでもらえた」と笑顔だった。

【写真】給水車で住民に水を配布する岡山県高梁市職員ら(15日午後、四万十町榊山町)




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