2014高知豪雨
2014年8月14日朝刊

国が高知市と大豊町を視察 台風被災の復旧へ支援を加速

 台風11、12号による被害の発生を受け、内閣府の西村康稔副大臣をトップにした政府調査団が13日、土砂の崩落や地滑りが起きた高知市鏡地域と長岡郡大豊町を視察した。西村副大臣は、国の予算査定を待たずに復旧工事に入れる方策を関係省庁と検討していくことなど、国としての支援を加速させる考えを示した。

 政府調査団は関係省庁の21人で構成。視察に先立ち、西村副大臣は高知県庁で尾ア正直知事らと会い、尾ア知事は高知県の被災状況を説明した上で、洪水や地滑り防止への財政・技術面の支援▽孤立地域が出た県東部を通る阿南安芸自動車道の早期整備▽林業振興のための作業道復旧への支援―などを要望した。

 政府調査団はこの後、12世帯34人への避難指示が続く高知市鏡の小塩団地付近を視察。同行した岡ア誠也市長や高知県の担当者から「不安定な土砂があり、崩落の危険性が残っている」「避難指示の解除時期が見通せない」などと説明を受けた。

 続いて訪ねた大豊町では、岩ア憲郎町長が「町が把握しているだけで地滑りは20カ所あり、それ以外の崩落や地面のずれは無数にある」などと説明。調査団は、山肌の一部が崩れて今も地盤が動いている大豊町内の怒田地区を視察し、西村副大臣は「(住民への)県の支援策を国でしっかりとバックアップし、一日も早く元の生活に戻れるよう対応していきたい」と話した。

【写真】住民への避難指示が続く住宅団地を視察する西村康稔副大臣=右(高知市鏡的渕)




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