2014高知豪雨
2014年8月12日朝刊

窪川で飲料水の断水が続く 風呂、洗濯用は再開

 台風11号による大雨の影響で断水が続いていた高知県高岡郡四万十町は11日夜、水没で機能停止していた浄水場から、風呂や洗濯などに限って使える「生活用水」の給水を再開した。ろ過設備が復旧しておらず、「飲料水」として使える水道水供給のめどは立っていない。

 四万十町は、窪川地域の中心部約2500世帯の断水解消に向け、神ノ西(こうのさい)地区にある四万十町窪川浄水場の復旧を急いでいた。

 四万十川から取水するポンプ自体は壊れておらず、高知県食品衛生協会・食品検査センター(高知市)に取水した水の分析を依頼。濁度が水道水として供給できる2以下に近い2・3だったため、「生活用水なら利用可能」として供給を決めた。

 四万十町は「使用はトイレ、風呂、洗濯のみ」とし、「塩素消毒をしただけ。衛生検査もしていない」と応急処置であることを強調。屋外放送や広報車、職員がチラシを配るなどし、飲料水や調理、食器洗いには使えない旨を呼び掛けている。

 飲料水の提供は12日以降も四万十町役場西庁舎、東庁舎、窪川中学校など5カ所の給水所で行う。四万十町は「ろ過設備の修理作業は進んでいるが、飲料水の再開にはまだ時間がかかる」としている。

 一方、四万十町のしまんと町社会福祉協議会は11日、四万十町役場西庁舎に災害ボランティアセンターを開設。11日は53人が登録し、要望があった世帯を訪れ、水に漬かった家具の片付けなどを手伝った。

 ボランティアの派遣要請や登録の受け付けは、午前9時から午後4時の間に専用電話(080・6388・7997)へ。四万十町社協は「町外からボランティアに来る場合は事前に問い合わせをしてほしい」としている。



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