2014高知豪雨
2014年8月6日夕刊

大豊町「1日で道路30センチ陥没」 新たな地滑り兆候も

 豪雨の影響で地滑りの危険性が高まっている高知県長岡郡大豊町で6日午前、新たに西寺内地区で地滑りの兆候が見つかり、大豊町は5世帯11人に避難指示を出した。5日中に避難指示エリアとなった東寺内と大平(おおだいら)の2地区でも厳重な警戒が続いている。

 西寺内地区では6日午前9時ごろ、民家の庭から下の国道32号に向かって地盤がずれているのが見つかった。現場は東寺内に隣接する集落。近くに嶺北消防署大豊分署もあり、大豊分署は機材などを大豊町総合ふれあいセンターに移動する方針だという。

 一方、大平地区でも6日午前8時ごろ、警戒中の消防団員から「地滑りが広がっている」との連絡が大豊町役場に入った。消防団員の一人は「現場から少し離れた場所でも『ガザン、ガザン』という地面が動くような音が聞こえる。大規模な崩れは起きていないが、1日で道路が30センチほど陥没した」と話した。

 大平地区では現場から少し離れた民家に16人が避難している。都築将子さん(68)は不安そうな表情で、「今のところは元気だが、いつまでか見通しが立たず、精神的に参っている人もいる。食事も自分たちでなんとか賄っている状態」。

 地滑りの兆候を警戒し、国道32号は大豊町寺内付近のみで通行止めを継続。大平地区のある国道439号でも粟生―大滝間が6日午前10時から通行止めになった。

    ◇

 このほか、JR土讃線の阿波池田―土佐山田間は始発から運転見合わせ。JRは阿波池田―高知間でバスを運行している。

 一方、高岡郡佐川町と須崎市を結ぶ国道494号では、佐川町川ノ内組の路側部分(長さ20メートル程度、幅員1メートル)が崩落し、3日から通れなくなっている。現在、山側を削るなどして道路を拡幅しているが、復旧のめどは立っていない。



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