2014高知豪雨
2014年8月6日夕刊

高知市の土佐山中学校が1メートル浸水

 高知市土佐山弘瀬の土佐山中学校(浜口知恵校長、生徒数22人)は、2日以降の豪雨で2階建て校舎の1階部分が約1メートル浸水した。職員室では机やコピー機が水に漬かり、授業で使う教科書や書類も泥だらけに。6日は朝から教員らが「こんなことになるとは」などと話し、後片付けを急いだ。

 学校のすぐ脇を流れる鏡川から5メートルほどの高さに立つ土佐山中学校。3日の浸水時は教員や生徒はいなかったが、1階の壁や柱には約1メートルの高さに浸水跡がくっきりと残っていた。床には泥がたまり、椅子などが散乱している部屋も。校長室のドアは外れ、ガラスも割れていた。

 教員らが片付けを始めた4日も雨が激しくなる時間帯があり、増水を気にしながらの作業に。電気は5日に復旧したが、電話は不通のままだ。6日も長靴に軍手姿の教員らが職員室で、泥だらけの資料やファイルを1冊ずつぞうきんで拭き、荷物を2階の教室に運び出していた。

 浜口校長は「子どもや先生がいない時だったのが不幸中の幸い。ただ、台風11号も迫っている。いつ落ち着くのか見当がつかない」と話していた。

 高知県によると、県内の学校施設が受けた被害はこのほか、高知ろう学校(高知市)、伊野商業高(吾川郡いの町)が床上浸水。明徳義塾中高、朝ケ丘中(いずれも須崎市)も排水が間に合わず、校舎などが一部浸水した。土佐山小(高知市)では敷地周辺の斜面で土砂崩れが発生しているが、建物への被害はない。神谷小中、伊野南中(いずれもいの町)ではグラウンドが冠水、土砂が流出したという。また、高知市内の4保育・幼稚園で床上浸水の被害があった。

 【写真】約1メートルの高さに浸水跡が付いた土佐山中学校(高知市土佐山弘瀬)



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