2014高知豪雨
2014年8月5日夕刊

高知市の避難勧告、平野部で解除 高知道が60時間ぶり再開

 高知市は5日午前、高知市全域に発表していた避難勧告について、市北部を除く平野部の勧告を解除した。長く降り続いた大雨の影響で長岡郡大豊町の大平(おおだいら)地区では、大規模な地滑りの恐れがあるとして周辺住民が避難した。高知地方気象台は6日正午までの24時間に、多い所で200ミリの雨が降るとしており、引き続き局地的な大雨や土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けている。

 香美市繁藤では、5日午前8〜10時までの間、1時間雨量が30ミリを超える激しい雨を観測。繁藤の1日午前3時の降り始めから5日午前11時までの雨量は1286・5ミリに達した。千ミリ超えはほかに長岡郡本山町の1156・0ミリと、吾川郡仁淀川町の鳥形山で1083・0ミリ。

 高知市は5日午前10時、市内全域の16万2088世帯、33万7508人に対して出していた避難勧告を、鏡、土佐山地域と重倉、円行寺、久礼野など旧高知市北部の山間部の計2202世帯4974人に縮小した。

 全市対象の勧告は3日午前10時に発表されていた。岡ア誠也市長は「気象台によると、今後の雨はさほど増えないという。河川の水位も下がっているので、平野部の勧告を解除した」と説明。山間部の勧告については「土砂災害警戒情報が出されている間は継続することになるだろう」と話した。

 高知県災害対策本部によると、5日午前11時現在、避難指示が出ているのは南国市と長岡郡本山町の一部。避難勧告は高知市以外に大豊町全域や香美、香南、土佐の3市、吾川郡いの町の一部にそれぞれ発表されている。

 また、2日午後11時ごろから通行止めとなっていた高知自動車道の川之江東ジャンクション―南国インターチェンジは、5日午前11時25分ごろ、約60時間ぶりに解除となった。2日午後3時40分から通行止めだった国道32号徳島県三好市山城町西宇―長岡郡大豊町高須が5日午後0時40分に解除された。

 土佐くろしお鉄道は、中村宿毛線の特急列車の運転を始発から再開した。JRの土讃線は土佐山田―高知間で午前10時5分ごろ、高知―窪川間で午前11時35分ごろ普通列車の運転を再開。予土線の江川崎―窪川間も午前10時55分ごろ運転再開した。



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