2014高知豪雨
2014年8月5日朝刊

工石山78人、下山できず 避難長引く地区も

 3日から孤立状態が続いている高知市工石山青少年の家(高知市土佐山高川)に通じる県道の通行止めは4日夕までに解除されず、高知県や高知市は施設の小中学生ら78人の下山を5日以降とすることを決めた。

 孤立しているのは、少年陸上クラブ「土佐JAC」(高知市、31人)と高知少年少女合唱団(高知市、44人)のメンバーら。施設に通じる県道は、2日午前から崩落や雨量規制の通行止めが続き、4日夕までに解除されなかった。施設には食料が十分なく、県や高知市は4日午後3時ごろ、軽乗用車を緊急に向かわせ、2日分の食料や飲料、紙おむつ、衣服などを届けた。

 一方、高知県内では避難生活が長びく地区も出ている。

 2日夜に避難勧告が出た長岡郡大豊町は、4日夜に入っても解除されないまま。大豊町役場近くの避難所で3回目の夜を迎えた秋山安子さん(69)は「4日に家に一度帰ったけど、(家が山あいにあり)土砂崩れが怖くて戻ってきた。明日にでも帰れたらと思う。(避難所では)気持ちは全然落ち着かない」と疲れた様子だった。



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