2014高知豪雨
2014年8月4日夕刊

高知市の避難勧告継続 日高村孤立は解消

 高知県内では4日午前も高知市などで断続的に激しい雨が降り続け、高知市は土砂災害発生の危険性があるとして、市全域の避難勧告を継続した。3日の浸水被害で多くの地域が孤立した高岡郡日高村では4日未明、国道33号の日高村本郷―岩目地間3・3キロの通行止めが解除となり、孤立状態は解消された。

 高知市では4日午前も断続的に雨が降り、午前6時までの1時間で44・5ミリの激しい雨を記録。須崎市は午前2時までの1時間で51・0ミリ、長岡郡本山町でも午前3時までの1時間で49・0ミリを観測した。

 1日午前3時の降り始めから4日正午までの総雨量は、香美市の繁藤で1131・5ミリ、吾川郡仁淀川町の鳥形山で1071・0ミリ、本山町で1018・5ミリを記録。高知地方気象台は5日昼前までの土砂災害に警戒を呼び掛けている。

 高知県災害対策本部によると、2日以降の家屋の浸水被害は4日正午現在で床上50棟、床下156棟。吾川郡いの町と日高村の浸水被害は依然、具体的な数字が分かっていない。

 また、4日正午時点で高知市や長岡郡大豊町など15市町村で計620人が避難している。高知市土佐山の平石地区では62世帯141人の簡易水道が断水している。

 高知市の避難勧告継続について、下元俊彦防災対策部長は4日朝の災害対策本部会議の後、「土砂災害警戒情報に加え、警報も引き続き出されており、山間部、平野部とも危険な状況が続いている」と強調。今後、累積雨量や雨の予報などを見極めて対応を決めるという。

 JRは3日に引き続き、土讃線の琴平―窪川間、JR予土線の近永―窪川間の運転を見合わせ。土佐くろしお鉄道の中村宿毛線は4日朝から普通列車のみ運行を再開し、ごめん・なはり線は運転している。土佐電鉄の路面電車は全線で運行を再開した。

 高知自動車道は、川之江東ジャンクションから須崎西インターチェンジ(IC)間で引き続き通行止め。須崎西IC―中土佐ICは4日朝から通れるようになった。国道33号の高岡郡越知町横倉―越知町丁は土砂流出で引き続き通行止めになっている。

 【写真】断続的に激しい雨が降る高知市内(4日午前11時半すぎ、高知市本町3丁目)



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