|
4月30日(日)・朝刊
GW観光客に鳴子踊り披露 宿泊施設関係者ら 高知市
大型連休中、土佐路を訪れた観光客によさこい祭りの雰囲気を味わってもらおうと、高知市の宿泊施設関係者らが二十九日午後八時ごろから約一時間、はりまや橋商店街で鳴子踊りを披露した。
ことしの「第四十七回よさこい祭り」のPRも兼ね、高知市旅館ホテル協同組合婦人部(横山香代子部長)が主催。この夜は橋本大二郎知事夫妻も参加し、同婦人部と「スガよさこい連」のメンバー約三十人で軽快な踊りと正調の二種類を披露した。
商店街には観光客ら約三百人が集まり、本番さながらの祭りムードに感激した様子。観光客も配られた鳴子を手に踊りを教わるなど、存分にお祭りムードを楽しんでいた。
三十日、五月三−五日にも同商店街で催される(いずれも午後八時十分から九時まで)。
【写真】観光客を前によさこい鳴子踊りを披露するメンバー(高知市のはりまや橋商店街)
4月27日(木)・夕刊
有珠山被災を鳴子で激励 高知市の授産施設が160組寄贈
噴火に負けないで―。有珠山噴火での避難生活を乗り越えて六月の「YOSAKOIソーラン祭り」に出場する北海道伊達市の踊り子チームに、高知市越前町二丁目の授産施設「小高坂更生センター」(中山修所長)が鳴子百六十組をプレゼントすることになった。激励の署名の入った特製の鳴子を被災地に届け、立ち直りを支援する。
身体障害者が働く同センターは、よさこい祭りの鳴子の製作に取り組んでいる。注文の大半は北海道を中心にした県外からで、年間約三万組を作り、各地に発送している。
北海道の初夏のビッグイベントに成長した札幌市の「YOSAKOIソーラン祭り」には例年、伊達市など有珠山の周辺からも多くのチームが出場しているが、ことしは噴火で避難生活を強いられ、出場辞退するチームが続出。同センターに鳴子を注文しているチームからも、注文取り消しの連絡があった。
しかし、同センターに注文していた伊達市のチーム「北の湘南だて」(森広和代表)は「こういう時だからこそ元気いっぱい踊ろう」と、予定通り出場することに。六月七−十一日の祭り本番に向けて準備を進めている。
「予定通り出場する」との情報をインターネットで知った同センターは、「ぜひ頑張って」と、ことしは鳴子を無料でプレゼントすることを決定。入所者や職員約三十人が一つ一つに「噴火に負けないで」と激励の祈りを込め、署名をしながら製作した。
さらに橋本大二郎知事と松尾徹人高知市長にも激励の署名を要請したところ、二人とも快諾。センター特製の長さ四十五センチもあるビッグ鳴子に署名した。
鳴子は二十七日夕、伊達市に向け発送されるが、鳴子作りを指導している同センター木工科長の金子醇士(あつし)さんは「障害を乗り越えて作った鳴子を手に、伊達市の踊り子の皆さんも災害に負けずに頑張ってほしい」と話している。
【写真】激励の署名入りの鳴子の荷造り作業をする入所者ら(高知市越前町2丁目の小高坂更生センター)
4月24日(月)・朝刊
神奈川県茅ケ崎でも鳴子踊り 「大岡祭」で地元自治会披露
神奈川県茅ケ崎市の「大岡越前祭」が二十三日開かれ、名物のパレードに地元の自治会が鳴子踊りで初参加。にぎやかな鳴子のリズムに見物客から手拍子が起きるなど、祭りを大いに盛り上げた。
約三千人規模の高田ニュータウンの「ニュータウン茅ケ崎自治会若華会」(亀山孝子代表)の約百人。
同ニュータウンでは、毎年八月に親ぼくの盆踊りを開催。二年前からは、高知大の卒業生で、亀山代表の夫の功さん(62)の提案で鳴子踊りを取り入れており、今回は「もっと多くの人に見てほしい」と、同市のビッグイベントである大岡祭に参加した。
功さんは「大学時代には阿波踊りで(よさこい祭りに)参加した」そうだが、鳴子踊りは未経験。ビデオを参考にしながらの振り付け、手作りの法被や地方車など苦労は多かったが、「まとまりのいい自治会だからこそ、参加が実現した」(功さん)という。
この日は絶好の祭り日和で、越前行列とパレードが始まるころにはJR茅ケ崎駅周辺は黒山の人だかり。若華会の参加者は、五歳から七十九歳までと幅広く、正調の鳴子踊りに見物客からは「これなら私も踊れそう」。シャンシャンとにぎやかな鳴子のリズムを響かせながら、一時間余りのコースを練り歩いた。
大岡祭には、昨年から小学生チームも鳴子踊りで参加しており、功さんは「主催者も地域からの盛り上がりに期待を寄せている。鳴子踊りが他の自治会にも広がるとうれしいですね」と話していた。
【写真】大岡越前祭で鳴子踊りを披露する「ニュータウン茅ケ崎自治会若華会」(神奈川県茅ケ崎市)
4月20日(木)・朝刊
「よさこいの夏」アピール 第47回祭りのポスターが完成
南国土佐の夏を彩る第四十七回よさこい祭りのポスターがこのほど完成、関係機関に配布を始めた。八月の本番に向け、「よさこいの夏」を盛り上げる。
よさこい祭りは、ことしも八月九−十二日の四日間。九日が高知市納涼花火大会と前夜祭で、十、十一日が本祭。フィナーレの十二日は後夜祭と、昨年に続いて二回目となる「よさこい全国大会」が予定されている。
ポスターは、縦長のB全判と横長のB3判の二種類で、よさこい祭振興会がそれぞれ千五百枚と三千枚を製作。このうち大型ポスターは赤を基調に、昨年の本祭で「よさこい大賞」を受賞した旭食品チームの踊り子と、「カラー写真コンクール」で推薦に輝いた高知市の窪添怜子さんの作品を組み合わせ、「土佐に舞う夏」のコピーを添えた。
県内の旅館・ホテルや観光案内所、高知市内の商店街、旅行代理店、県外の県出先事務所などに順次配布。「よさこいの夏」をアピールする。
【写真】よさこい祭り振興会が製作した第47回よさこい祭りの大型ポスター
4月16日(日)・朝刊
桃太郎まつりで鳴子踊り 須賀よさこい連、岡山市民を魅了
岡山の春を彩る「二〇〇〇岡山桃太郎まつり」(岡山県、岡山市、山陽新聞など主催)が十五日開幕し、高知名物のよさこい鳴子踊りが威勢のいい踊りで詰め掛けた市民を魅了した。
高知市のジャズダンススタジオメンバーでつくる「須賀よさこい連」(国友須賀代表)の男女二十人が、高速道路や空路で結ばれた各地の郷土芸能が集う「中四国・直行便ふれあいパレード」に参加。南北軸沿線の鳥取、徳島などとともにお国自慢の踊りを披露した。
あいにくの雨のため、会場は岡山市・表町商店街に変更されたが、そろいのコスチュームで繰り出したメンバーは、手にした鳴子の「カチカチ」という音をアーケード街に響かせながら、ダイナミックな踊りでパレードを彩った。
まつり二日目の十六日もパレードに加わり、踊りを通じて南北軸沿線地域の交流と連携を進める。
【写真】岡山市で開幕した「2000岡山桃太郎まつり」で、鳴子踊りを披露する高知からのメンバー=記事、写真とも山陽新聞提供
4月13日(木)・朝刊
「てんてこ舞」が歩道やトイレ点検 松尾市長と意見交換
よさこい祭りに参加した障害者中心の踊り子チーム「てんてこ舞」のメンバーらで構成する「よさこいバリアフリー実行委員会」(山本勝己実行委員長)が十二日、高知市役所を訪れ、市内の競演場を中心に障害者や高齢者に使いやすいかどうかの点検内容をまとめた報告書を松尾徹人高知市長に提出、意見交換した。
「てんてこ舞」は昨年のよさこい祭りに障害者中心のチームとして初めて参加。実際に踊ってみて、公園に障害者用トイレが少ないことや、歩道の段差で車いすが自由に動かせないなどの問題が浮き彫りになった。そこで、先月実行委員とボランティア約二十人があらためて、各競演場や周辺を点検、報告書にまとめた。
同日は、障害がある人を含めた八人の実行委員が出席。報告書を提出後、松尾市長を囲んで意見交換。「追手前高校の北東の交差点の点字ブロックが割れている」、「帯屋町公園からアーケードに通じる細い道路に段差があり危険」など具体例を出し、主に歩道やトイレについての改善を求めた。これに対し松尾市長は「障害者関連施設については、早急に総点検したい」と答えていた。
山本実行委員長は「競演場は街の中心にあるのでそこから改善し徐々に広げていきたい。障害者がどんどん出ていける街づくりをしてほしい」と話していた。
【写真】障害者が住みやすい街を目指し、松尾市長と意見交換した実行委メンバー(高知市役所)
|