7月28日(日)・夕刊
高知と合同チーム作りたい 北海道の若者2人が踊り子募集
北の踊り子、高知でチーム結成――。高知のよさこいに魅せられた北海道の若者二人が、八月九日に開幕する「第四十六回よさこい祭り」で、「北海道と高知の合同チームをつくりたい」と来高。高知市内で居候をしながら、土佐の踊り子を探している。
フリーターの大山裕介さん(20)=札幌市=と浪人生の新妻篤さん(18)=江別市。二人は五年前からYOSAKOIソーランに参加。高知市知寄町三丁目のジャズダンスインストラクター、大村憲子さんが北海道を訪れて振り付けたチーム「GAZE(ゲイズ)」のスタッフや踊り子として活動している。
二人は高校在学中に、それぞれ札幌市の学生チームなどで高知のよさこいにも参加。「観客と踊り子の一体感がある。北海道とは別の魅力があふれている」と心酔。その後チームメートになった二人は、「仲間を誘って高知でチームをつくろう」と意気投合した。
「土佐のよさこいの独特の雰囲気を仲間に話したい。でも言葉じゃ伝わらない。みんなを連れて来て一緒に踊るしかない、となりまして」と二人。
ゲイズの仲間のうち十五人が参加することになり、二人は先発隊として早々と六日に来高。四万円しか持ち合わせがなく、大村さんのスタジオに居候。午前中は高知市内の電器店などでアルバイト、午後は街頭でチラシを配るなどして踊り子探しに励んでいる。
振り付けはゲイズの踊りをそのまま採用。音楽関係もゲイズを旗揚げした高知市の企画会社が協力する。高知の踊り子はまだほとんど集まっていないが、ダンスは大村さんの生徒や北海道勢が教える。
「僕らのチームは動きが独特。魅力いっぱい。できれば六十人以上の大きなチームにしたい」と二人。特に大山さんは「高知の人とフィーリングが合う。もっと早く来るべきだった」とご機嫌。「出会いがあって楽しい。祭りが終わってからもしばらく高知に住みたい」と話している。
参加希望者はダンスクリーム(088・884・6119)まで。
【写真】「高知で仲間を集めて踊りたい」。練習に励む大山さん=右=と新妻さん(高知市知寄町3丁目のダンスクリーム)
7月28日(日)・朝刊
大阪の夏祭りに花添える 高知からよさこいチーム遠征
大阪市東住吉区の駒川商店街の夏祭りが二十六日始まり、招待された高知市の「須賀よさこい連」チームが鳴子踊りを披露。熱気あふれる動きで見物人を魅了し、祭りに花を添えた。
同商店街は大阪市の南部にあり、全長約一キロのアーケードに食料品や日用品などを商う約二百三十の店が軒を並べている。振興組合主催の「駒川まつり」はことしで二十回目になる。
迫力ある鳴子踊りで祭りを盛り上げようと、つてを頼って昨年初めて「須賀よさこい連」に出演してもらったところ好評。ことしは本県の出前事業に採択され、出演料の半額補助を受けた。
「須賀よさこい連」の総勢三十人は、まずオープニングパレードに参加。商店街を一巡すると、見物人が足を止めて見入った。その後、地域の子どもたちに鳴子をプレゼントし、簡単な踊り方をレッスン。観客も「よいやさのさのさの」の掛け声で盛り上げ、大喜びで鳴子を打ち振った。
踊りは須賀チーム独自の「鶴の舞」でフィナーレ。激しい動きと鳴子の音に、盛んな拍手がわいた。
【写真】激しい踊りで観客を魅了する「須賀よさこい連」のメンバー(大阪市東住吉区駒川)
7月25日(日)・朝刊
熱い!よさこいライブ ショーレストラン開店 高知市
よさこいショービジネス始動――。よさこい鳴子踊りのライブステージを売り物にしたレストランが二十四日、高知市桟橋通五丁目にオープンした。マリーナに併設した「土佐よさこい本陣」で、年間通して「よさこい」を楽しんでもらおうという趣向だ。
海砂利販売業、「はらみ」(長尾英二郎社長)がマリーナ経営に転業、倉庫(約一千平方メートル)をクラブハウスに改装し、事務所などのほかにレストランを併設した。レストラン部門の運営は帯屋町情報サービス(岩目一郎社長)に委託、スガジャズダンススタジオ主宰の国友須賀さんが演出したよさこいライブを連日三−五回上演する。
室内はヤシなどを配置してトロピカルな雰囲気に仕立てた一方で、天井にはフラフが揺れるなど、「よさこいらしい無国籍ムード」(岩目社長)。初演には八十人ほどの観客が集まった。
たいまつを手にした男性の踊り子が登場しライブがスタート。二十五人ほどが正調「よさこい」のしっとりとした踊りを披露した後、徐々にエネルギッシュな踊りに変わり、大音響に合わせてステージ狭しと乱舞。約二十分間、衣装も替えながら三種類を踊り、合間にはよさこいの歴史などを紹介するビデオを流した。
「よさこい」のショービジネス化を探った“実験”とも言える試みだが、岩目社長は「拍手に手ごたえを感じた。よさこい以外のステージも取り入れて、多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。
【写真】マリーナに併設された「土佐よさこい本陣」。連日よさこいライブを披露する(高知市桟橋通5丁目)
7月24日(土)・朝刊
「よさこい稲荷」誕生 今夏の「帯筋」は“キツネの舞い”
高知市帯屋町二丁目の高知大神宮(山村稔晴宮司)の境内に二十三日、「よさこい稲荷神社」が誕生。樹齢三百年の魚梁瀬杉で作った特大オン(雄)鳴子とメン(雌)鳴子一対が「ご神宝」として奉納された。地元「帯屋町筋踊り子隊」はこれにちなみ、今夏のよさこいで“キツネの舞い”を披露しようと練習を積んでおり、協同組合帯屋町筋の広末幸彦理事長(46)は「全国大会を機に、ここを踊り子の交流スポットにしたい」と話している。
同組合の事業部会が「よさこい祭りの発展と中心商店街の振興につながる企画を」と発案。よさこい祭りの際に踊り子チームの出発点となる大神宮と協議したところ、境内にあった従来の帯屋町稲荷を衣替えする話がとんとん拍子で進み、社殿を一部改築して名称を変えることにした。
奉納神事には地元商店街や市観光課、よさこい祭振興会の関係者ら約五十人が出席。安芸郡馬路村の森林組合がこしらえた長さ百二十センチ、幅五十センチ、厚さ七センチの特大鳴子を、上治堂司村長らがおごそかによさこい稲荷の奥に運び入れた。
ご神宝は、ばち部分を重厚な土佐古代塗りで仕上げてあり、出席者は「こりゃあ、なかなかのもん」「漆塗りは年数がたつほど味が出る」とご満悦。神事の後には、舞踊家の花柳昌獅郎さん(47)が、ほほえましいキツネのポーズを取り入れた帯屋町筋の新作の踊りを披露、喝さいを浴びた。
同組合などは、よさこい稲荷のPRのため、鳴子形のお守りなどを試作中。二十四日夜には帯屋町アーケード街で「よさこい稲荷改称記念 ストリートダンスコンテスト」を催すほか、二十五日午後二時からは特大鳴子を先頭に買い物客にご宝銭(五円玉入り)を配りながら、中心商店街を練り歩く。
【写真】「よさこい稲荷」への奉納前に清められるご神宝の特大鳴子(高知市帯屋町2丁目の高知大神宮境内)
7月22日(木)・朝刊
関東に「よさこいの夏」 10カ所以上で鳴子踊り
本家高知より一足早く、関東が“よさこいの夏”を迎えた。先陣を切って二十日夜には、東京都練馬区の都立光が丘公園と茨城県茨城町の祭りで鳴子踊りが披露され、住民らが「ヨッチョレヨ!」。鳴子踊りを中心に据えた祭りは八月末にかけ、埼玉県朝霞市、神奈川県座間市など十カ所以上で繰り広げられる。新興住宅地が多い関東では地元に伝統的な祭りが少なく、「古里意識の醸成」「住民参加によるコミュニケーションの促進」などを狙いに、鳴子踊りを取り入れる地域が増えている。
東京・練馬の「光が丘公園祭り」は、同区商店街連合会などでつくる実行委の主催。関東で最も規模が大きい朝霞市に倣い、昨年から鳴子踊りに取り組んでいる。
二十日夜は地域住民と、朝霞市からの踊り子隊の計九チームが出場。公園のステージや住宅地の中を抜ける中央大通りで、威勢よく鳴子の音を響かせた。
商店街連合会の森透副会長、武市孝裕相談役らは「鳴子踊りはとても好評。いずれは本場高知の踊りも見せていただきたいし、物産や観光も含めて交流できれば」と話す。
また茨城県茨城町では同夜、三回目となる「小鶴商店街よさこいまつり」が開催された。地元の踊り子十三チームのほか、本県からの踊り子十人も商店街を練り歩き、花を添えた。
これを皮切りに、関東の夏祭りでは鳴子踊りがめじろ押し。二十三−二十五日には神奈川県小田原市で、童謡「おさるのかごや」と組み合わせた「ODAWARAえっさホイ踊り」。三十一日には栃木県小山市で、地元の小山音頭をアレンジした「YOSAKOIおやま」がそれぞれ初めて行われる。三十一日からの三日間は、朝霞市で五十チーム四千人近くが出場する「関八州よさこいフェスタ」も。
八月になると神奈川県の各地で鳴子が響く。大井町の「よさこいひょうたん祭り」(一日)、相模原市の「相模台夏祭り」(七、八日)と「よさこいRANBU!」(二十八日)、さらに横浜市の「ヨコハマカーニバル」(二十一、二十二日)、座間市の「ZAMA燦夏祭(さんかさい)」(二十八、二十九日)と多彩だ。
このほか東京都立川市や町田市、千葉県松戸市などでも鳴子踊りを取り入れる動きがあり、関東の“よさこい熱”は高まるばかり。このうち朝霞市、大井町は八月十二日に高知市で開かれる「よさこい全国大会」に出場を予定している。
ただ、踊りを通して本家高知と交流のある地域がある一方で、札幌のYOSAKOIソーランの流れをくむ祭りも多く、県東京事務所は「把握が難しいほどの広がりがあるが、それを高知にどうつなげていくかが課題だ」と話している。
【写真】本家高知より一足早く鳴子の音を響かせた「光が丘公園祭り」(東京都練馬区)
神戸まつりにも「よさこい」登場 人気投票で準優勝に
兵庫県神戸市の第二十九回神戸まつりのフィナーレを飾る「おまつりパレード」が二十日、同市中央区で繰り広げられ、百二チーム一万千人のパレードによさこい鳴子踊りチームも初登場。ブラジルのサンバチームにも負けない熱演で沿道の盛んな拍手を受け、二十九チームがエントリーした人気投票で、見事準優勝に輝いた。
鳴子踊りチームは同市三宮で居酒屋を営む中村哲さん(37)=吾川郡伊野町出身=を中心に結成した「神戸よさこい夢工房」。神戸まつりに向け、「型にはまらず楽しめる踊りを」と六月から練習を重ねてきた。
メンバーは十−二十代を中心に子どもや中年女性ら総勢約七十人。白木の鳴子を思い思いの色に染め、顔にペインティングした踊り子も。まずフラワーロード沿いの東遊園地特設ステージでひと踊り。元気いっぱいの踊りが大きな拍手を受け、出演後アマチュアカメラマンに取り囲まれた。
京町筋のサンバの競演場では、大きな鯨をあしらった地方車を先頭に、ダイナミックな踊りを道路狭しと披露。勢いそのままにパレードに突入し、「よさこい! よさこい!」の大合唱とともに鳴子を打ち振る姿が、見物客に大受けだった。
【写真】第29回神戸まつりに初参加した「神戸よさこい夢工房」のチーム。元気な踊りで沿道のかっさいを浴びた(神戸市三宮)
7月19日(月)・朝刊
よさこい運営にボランティアを 高知市でフォーラム
「これからのよさこい」を踊り子、市民の立場から考える「よさこい祭りフォーラム」(高知青年会議所主催)が十八日、高知市本町二丁目のサンライズホテルで約百人が参加して開かれた。約二時間半の討論では、祭りの運営を支えるボランティアの必要性などが指摘され、アドバイザーとして出席した「よさこい祭振興会」の入交太二郎会長は「今の事務局態勢では手に負えなくなっている。五十回大会に向け、組織の再整備が大きな課題」と話した。
フォーラムは、昭和五十年代に新しい音や振り付けを導入して祭りを発展させた「青果の堀田」の堀田昌一郎社長ら三人のパネリストの議論に一般参加者、よさこい祭振興会関係者が加わる形で進行。「よさこいの現状」「よさこいの全国化」「祭りとボランティア」などをテーマに意見を交わした。
この中では「北海道では百五十以上の市町村が参加しているのに、高知では高知市に偏っている」「会場や宿泊施設の関係で『今以上の規模にできない』という見方があるが、同じ課題を抱える高知国体も受け入れ態勢を整えようとしている」「祭りに出たいという高校生たちの思いを、学校が禁止するのはどうか」といった意見が続々。
さらに、祭りの運営について競演場連合会の代表が「祭りを支えている地区競演場は、高齢化や資金難で四苦八苦している。地区競演場が倒れるとよさこい祭りは即刻消滅する」と問題点を指摘した。
これについては、振興会側が「交通警備などに協力してくれるボランティアを窓口を一本化して募り、育てることが必要」としたほか、パネリストとして参加した踊りのインストラクターらも「踊り子たちもどこで祭りが支えられているかが分かっていない。そうしたこと(を伝えること)も私たちの仕事と思う」「各チームが競演場の清掃などに協力していくのがいい」と話した。
議論ではこのほか、祭り最終日の全国大会の開催に絡み、「チームのトラックなどの借り上げ費用が膨らんで困る。補助してほしい」という意見が出され、主催者側が次回以降に向け検討を約束した。
フォーラムを主催した高知青年会議所の「まちづくり市憲委員会」(山崎一志委員長)は、この日の議論を報告書にまとめ、振興会に提出する。
【写真】市民約100人がよさこい祭りの運営について話し合った「よさこい祭りフォーラム」(高知市のサンライズホテル)
7月9日(金)・夕刊
よさこい全国大会お知らせ看板 帯屋町アーケードに登場
第四十六回よさこい祭り(八月九−十二日)の最終日に開催される初の「よさこい全国大会」をPRしようと、主催のよさこい祭振興会(入交太二郎会長)は八日夜、帯屋町アーケードに告知看板を設置した。
よさこい全国大会は、本県から全国に広がった鳴子踊りが一堂に集う機会にしようと、ことし初めて高知市で実施される。北海道、埼玉県、神奈川県、石川県など県外十四チームと、本県のよさこい祭り受賞チームの計約三十チームが参加。中央公園、帯屋町筋、追手筋の三カ所で共演する。
告知看板が設置されたのは、帯屋町一丁目の中央公園北口から西へ約五十メートルのアーケード内。幅約五・五メートル、高さ一・五メートルで「一九九九よさこい全国大会」の文字と朱色の鳴子二つが描かれている。
看板は八月十三日まで設置される予定で、全国の鳴子踊りチームはこの看板の下でも熱演を繰り広げる。
【写真】初のよさこい全国大会をPRしようと設置された告知看板(高知市帯屋町1丁目)
7月9日(金)・朝刊
市民、踊り子で徹底討論 18日に「よさこい祭りフォーラム」
踊り子、市民の立場から「よさこい祭り」の将来を徹底討論する「よさこい祭りフォーラム」が十八日、高知市本町二丁目のサンライズホテルで開かれる。主催する高知青年会議所(入交章二理事長)は「元祖よさこい祭りの在るべき姿、今後の方向を市民と一緒に考えたい」と広く参加を呼び掛けている。
同会議所のまちづくり活動の一環。「これまでのよさこい論議は、祭りの主催者(よさこい祭振興会)内部のものが多く、踊り子、市民の側からの問題提起、情報発信が少ない」と企画した。
フォーラムには振興会関係者も参加するが、あくまでオブザーバーの位置付け。「議論を進めるのは市民。納得できるまで話し合ってもらいたい」(同会議所)と、パネリストはチーム代表者や商店街関係者ら実際に現場で祭りを支えているメンバーに限り、講演などを一切省いた市民同士の討論形式にする。
十八日午後一時開会、午後三時半閉会予定。参加費は無料。問い合わせは高知青年会議所内の同フォーラム事務局(088・875・7109)。
7月7日(水)・朝刊
よさこい全国大会 県外から14チーム1000人参加
第四十六回よさこい祭り(八月九−十二日)の最終日に開催される初の「よさこい全国大会」の県外参加チームが六日、確定した。高知をしのぐ規模に成長した北海道から五チームが参加するのをはじめ、関東、近畿、北陸などから計十四チームが参加。県外からの踊り子の数は千人近くに上るとみられ、主催者の「よさこい祭振興会」は「たくさんの踊り子とわいわい楽しく交流して、節目の五十回大会に向け弾みをつけたい」と話している。
初の全国大会は、北海道のYOSAKOIソーラン誕生以来、鳴子踊りが年々全国に飛び火している状況を受け、振興会が数年前から開催を検討。今年に入って高知市の松尾徹人市長が今夏の開催方針を打ち出し、市観光協会が事務局になって各地のよさこい団体に参加を打診していた。
五日の締め切りまでにエントリーしたチーム(地図参照)は「北見薄荷童子」(北見市)、「平岸天神」(札幌市)、「そりゃ!阿寒」(阿寒町)など北海道の五チームのほか、埼玉県朝霞市の「夏舞徒(かぶと)」、珍しい“ひょうたん鳴子”が自慢の神奈川県大井町の「大井町ひょうたん文化推進協議会」の関東組。一昨年から地域活性化を目指して鳴子踊りを取り入れている「よさこい沼津(仮称)」(静岡県沼津市)、石川県七尾市の「七尾商業高等学校&能登・和倉温泉」(石川県七尾市)も多忙な夏期日程を調整し、参加にこぎつけた。
これら十四チーム中、大阪府貝塚市の中学生らでつくる「夢舞台&絆(きずな)」など五チームは、十、十一日の本祭にも参加する。
全国大会は従来の後夜祭とドッキングする形で、十二日夕開幕。本祭受賞チームを加えた約三十チームが中央公園、帯屋町筋、追手筋の三カ所で競演する。県外組は、それぞれ地元の祭りで親しまれている音楽、リズムを取り入れた踊りを披露することになっており、その土地土地の風土に合わせて育っている「よさこい進化図」を目の当たりにできそう。
市観光協会によると、全国大会の審査員は全国各エリアから招請する予定で、特別審査員にはペギー葉山さんらが決定。順位別ではない各賞を設けることにしている。
7月6日(火)・夕刊
名古屋でも来月「よさこい」乱舞 21、22日に2000人規模
名古屋で八月二十一、二十二日、若者有志が鳴子踊りをメーンにした「第一回にっぽんど真ん中祭り」を計画している。参加条件は「地元の民謡を原曲に鳴子を持って踊る」。現在数十人−百人規模のチームが二十近く参加を予定。二千人が名古屋の街でよさこいを乱舞することになりそうだ。本県からも数チームが招かれ、本場の踊りを披露する。
祭りの実行委員会(水野孝一代表=中京大大学院生)は、東海地区の大学生によるダンシングチーム「鯱(しゃち)」のメンバーが中心。
「鯱」は、札幌市で六月に開かれる「YOSAKOIソーラン祭り」に参加するため、平成八年に結成された。「YOSAKOIソーラン」のほか、地元を中心に全国の祭りに参加している。
数年前から「だれでも踊って盛り上がれる祭りを地元でも」という声が高まった。水野さんらは高知の本家「よさこい祭り」も見てさらに触発され、実行委員会をことし二月に発足させた。
祭りの形態は「YOSAKOIソーラン」、運営は高知の「よさこい」が手本。水野さんらは何度も来高し、よさこい関係者に演舞場の設定や広告の集め方などの指導を受けた。
名古屋を中心に行政、企業などを根気よく説いて回った結果、機材の無償提供や寄付金を出す会社も。地元商店街の協力も取り付け、さらに愛知県、名古屋市も後援を決めた。
「鳴子踊り」の名古屋進出に高知県も協力態勢。「よさこい」の講師やチームの本県からの派遣を県が補助する「よさこい出前事業」の適用も決定した。数チームのゲスト出演が実現することになった。
演舞場は広小路通り、久屋広場などすべて名古屋の中心地。参加チームはいまのところ、大学生、高校生や商店街が集めた市民チームなど。それぞれが選んだ地元民謡を実行委が踊り用にサンバやロック調に編曲している。
水野さんは「見物人も自由に踊れるような祭りにしたい。観客は六十万人ほど見込んでいる。不況を吹き飛ばすインパクトを与えたい」と話している。
【写真】ことしの「YOSAKOIソーラン」で息の合った踊りを見せる「鯱」のメンバー。来月、地元名古屋での晴れ舞台を迎える(6月11日、札幌市)
7月4日(日)・朝刊
よさこい祭りのノウハウ伝授 高知市で研修会
県と県観光連盟が主催する「よさこい五十三次パワーアップ事業研修会」が三日、高知市の県庁正庁ホールなどで開かれた。チームや運営法などよさこい祭りのノウハウを持ち帰り、各地で生かしてもらおうという初の試み。県内外から約六十人が参加し、熱心に研修を受けた。
よさこい祭りはことしで四十六回目。最終日には約三十チームが参加して初の全国大会が予定されているが、県内に目を転じると郡部への波及がいまひとつ。第五十回に向けた課題になっている。
同事業は節目の祭りに向け、よさこいを名実ともに県民祭に育てるとともに、そのノウハウを地域の祭りやイベントに生かしてもらおうと、県内外に参集を呼び掛けた。
研修会には石川県七尾市や東京都千代田区、三重県津市、奈良市などの県外組と土佐清水市、高岡郡仁淀村など県内組の約六十人が出席。午前中はよさこい祭りの研究で知られる東京大学の伊藤亜人教授が基調講演した。
伊藤教授は「祭りには市民の自由な参加と主体的な管理が重要。よさこいはそれを自然にやってきたところが非常にユニーク」と説明。「よさこい祭りは子供たちの市民教育の場にもなっており、日本の市民社会の可能性を高知は示している」と位置づけた。
午後からは会場を高知共済会館と高知城ホールに移し、祭り運営、チーム運営、競演場運営の三分科会。よさこい祭りに携わる人たちが講師となり、「びっくりどっきりを狙い、人を驚かす演出に凝りすぎると金銭面でも続かないし、観客にもあきられる。笑顔などに重点を置いた方がよさこいらしい」といったアドバイスをした。
この研修を踏まえ、八月には実際によさこい祭りに参加しての実習が予定されている。
【写真】約60人がよさこい祭りのノウハウを熱心に学んだ(高知市の県庁正庁ホール)
7月2日(金)・朝刊
今夏の「よさこい」参加は136チーム1万5000人
今夏の「第四十六回よさこい祭り」(八月九−十二日)の参加チーム募集が、一日までに締め切られた。主催者のよさこい祭振興会(入交太二郎会長)によると、ことしは初参加組の大幅増で、昨年を十四チーム上回る百三十六チーム約一万五千人の規模に。高知市本町一丁目の高知商工会館で同日開かれたチーム代表者会議では、併催される全国大会への参加要件なども説明され、各チームそれぞれ本番に向けた準備に力が入り始めた。
振興会の集計によると、百三十六チームは第三十八回に次ぐ過去四番目の多さ。節目の第四十回(百四十四チーム約一万六千五百人)をピークに近年減少傾向にあったチーム数が盛り返し、県外参加も過去最多の十八チームになった。
増加要因の一つは、十二日の最終日に初めて開催される全国大会への参加組を含め、初出場チームが昨年の十六から二十四へと大きく膨らんだこと。全体のチーム構成では、「学生チーム」が昨年の十一から十七に、「クラブチーム」も三十三から四十二チームに増え、企業チームなどの減少分を上回った。
代表者会議では、振興会事務局が▽全国大会併催に伴い、後夜祭会場は昨年までの中央公園から、追手筋本部競演場、帯屋町アーケードを含めた三カ所に拡大する▽地元勢の全国大会への参加要件は大賞、金賞、銀賞、地区競演場連合会奨励賞の受賞チームを基本にする―ことなどを説明。チームの代表が順番にくじを引き、テレビ放映される十、十一日の本部競演場の出演順を決めた。
一方、高知市観光協会によると全国大会に参加する県外チームはこれまでに十チームを超え、最終的に十五チーム前後になる見込み。
【写真】よさこい祭りの追手筋本部競演場の出演順をくじ引きで決めるチーム代表者(高知市の高知商工会館)
6月22日(火)・夕刊
ご神宝は特大鳴子 高知大神宮に「よさこい稲荷」誕生へ
高知市帯屋町二丁目の高知大神宮内に七月、「特大鳴子」をご神宝にした「よさこい稲荷神社」が誕生する。「全国に広がった祭りの聖地をつくろう!」という地元商店街の発案に大神宮側が協力、現在の「帯屋町稲荷」を正式に改称しようという大まじめな話。高知ならではのユニーク神社が、八月の初の全国大会に訪れる津々浦々の踊り子たちの耳目を集めそう。
「よさこい稲荷」が造られるのは、高知大神宮境内の西側部分。もともと京都・河原町の土佐藩邸にあった「土佐稲荷」を明治時代に移してまつっていた由緒のある場所で、昭和以降は商売繁盛の神様「帯屋町稲荷」として地元の人にあがめられていた。
「よさこい稲荷」構想は、よさこい祭り創設以来、祭りとともに歩んできた商店街が「先人に敬意を表し、祭りの飛躍を誓う」「よさこいの発祥地にふさわしいシンボルを」と発案。「帯屋町稲荷」を一部改築して化粧直しし、新たな歴史をスタートさせることになった。
計画によると、ご神体自体は従来のものを引き継ぐが、新たに樹齢約三百年の魚梁瀬杉で作った特大の鳴子一対を「ご神宝」として奉納。帯屋町筋の踊り子隊は、ここでお参りしてから踊りに繰り出す。
特大鳴子は長さ百二十センチ、幅五十センチ、厚さ七センチのオン(雄)鳴子とメン(雌)鳴子で、重さは一つ三十キロ前後。オン鳴子に「あさこい ひるこい よさりこい」、メン鳴子には「すこやか にこやか なかま(仲間)やか」で始まる祈り文句が記される予定。製作依頼を受けた馬路村森林組合は「こんなの作ったことない。オン鳴子とメン鳴子の形をぴたっと合わせるのがなかなか難しい」と神妙に作業を進めている。
協同組合帯屋町筋は、七月二十三日にご神宝奉納の神事、二十五日にご神宝を先頭にしたパレードを実施。二十四日には優勝賞金十万円の「ストリートダンスコンテスト」を催すほか、八月のよさこい祭り期間中にかけて五円玉の「ご宝銭」一万個余りを踊り子らに配り、「よさこい稲荷」誕生を祝う。
同組合の楠瀬剛志副理事長は「人と人の触れ合いを象徴するような稲荷神社に育てたい。秋には壊れた鳴子の供養祭も考えており、たくさんの踊り子に親しんでほしい」と話している。
【写真】左=来月から「よさこい稲荷」と改称される現在の「帯屋町稲荷」(高知市帯屋町2丁目の高知大神宮)
右=ご神宝としてまつられる魚梁瀬杉製の特大鳴子(馬路村の馬路特産工芸センター)
6月17日(木)・夕刊
よさこい祭り桟敷席入場券売り出し 発売時に200人の列
八月九日の高知市納涼花火大会と前夜祭で幕を開ける「第四十六回よさこい祭り」の追手筋本部競演場の桟敷席入場券が、十七日から売り出された。売り場になった高知市役所南別館一階は、発売の午前八時半に約二百人が詰め掛ける盛況ぶり。市観光協会は「昨年、今年と出足が早い。よさこい人気はますます活気づいているようだ」と話している。
売り出されたのは鳴子踊り本番の十、十一日の昼と夜の部、それに地元と県外の約三十チームが競演する十二日夜の「よさこい全国大会」の桟敷席チケット。十、十一日は指定席千五百席と自由席千席、十二日は自由席千席を用意した。
指定席は先着順に整理券を受け取り、希望の座席を指定できる仕組み。同協会によると、一番乗りはまだシャッターも開かない午前五時に到着。整理券を配り始めた午前七時には約百人が並んでいたという。
この人気で十、十一日の夜の部の指定席は売り出しと同時に完売し、両夜の自由席も間もなく売り切れた。その後も「県外の親類のために」という市民や「取引先の招待用」という会社員らが次々と訪れ、市役所一階ロビーは一時ぎゅうぎゅう詰めに。
「ミッキーマウスの登場で人気の高かった昨年に負けない熱気。出足の早さにこちらもびっくり」と担当者。午前八時前に来たという男性は「妻と知人の分を買いに来たが、大丈夫かなあ…」と心配そう。指定席の売り切れを知り、残念そうに帰る人もいた。
一方、「よさこい全国大会」が行われる十二日夜のチケットの売れ行きはややスローペース。「全国大会はまだ市民に知名度が低いようだが、後夜祭と合わせて二倍楽しめる。徐々に売れ出すのではないか」と同協会は話している。
自由席のチケットは高新プレイガイドなどでも販売している。問い合わせは高知市観光協会(088・823・9457)まで。
【写真】よさこい祭りの桟敷席チケットを購入する大勢の市民(17日午前8時半ごろ、高知市役所南別館)
6月9日(水)・朝刊
よさこい祭り参加チームの募集開始 振興会事務局
よさこい祭振興会(入交太二郎会長)は八日、今夏の第四十六回よさこい祭りに参加するチームの募集を始めた。今年は初の全国大会も同時開催され、例年以上ににぎやか、華麗な群舞が路上を彩りそうだ。
祭りは八月九日から十二日まで。最終日の十二日夕方からは初めての「よさこい祭り全国大会」が高知市の追手筋本部競演場、帯屋町筋、中央公園で開催され、今のところ県外勢の参加は十五チーム前後が見込まれている。
十、十一日の本祭の参加要件は一チーム百五十人以下で、地方車の大きさなど運営規則は昨年と同じ。
希望者は所定の申込書に参加協力費三万円(振興会指定の責任者用法被を持っていないチームは、別に二人分二万円の法被代が必要)を添え、二十八日までに高知商工会議所内の振興会事務局(088・875・1177)まで。チーム代表者会議は七月一日に開催予定。
振興会は、赤を基調にしたPRポスターを大小合わせて四千五百枚作成。県内外の旅館やホテルなどに配って、観光客の誘致に力を入れる。
桟敷の指定席券17日発売 12日は自由席のみ
一方、高知市観光協会は、第四十六回よさこい祭りの追手筋本部競演場の桟敷席入場券を十七日から売り出す。
桟敷席券は、十、十一日の昼(午後二時−五時半)と夜(午後六時半−終了まで)の部に分かれ、いずれも指定席千五百席(千五百円)、自由席千席(千円)。全国大会のある十二日は、午後五時から十時まで千席の自由席(千円)を用意している。
指定席は市観光協会の取り扱いで、十七日午前八時半から市役所南別館一階の特設売り場で販売。自由席は高新プレイガイド、冨士書房、島内書店、新京橋プラザなどで販売する(十二日の自由席は、市観光協会と高新プレイガイドのみの扱い)。
また、これとは別に、よさこい祭振興会は「ひろめ市場」北側の歩道に三百席の桟敷席(当日売り)を設営する予定。
桟敷席の問い合わせは市観光協会(088・823・9457)、または振興会事務局まで。
【写真】情熱的な赤を基調にした第46回よさこい祭りの宣伝ポスター
6月2日(水)・朝刊
よさこい祭り踊り子必見 新京橋プラザに募集ボード掲示
踊り子必見!――よさこい祭りの各チームの踊り子募集要項を掲示するボードが一日、高知市帯屋町一丁目の新京橋プラザにことしもお目見えした。各チームがそれぞれの踊りの特徴や衣装、申込先、募集人員などを書き込んで掲示。参加希望者が一目で分かる仕組みになっている。
よさこい祭りは踊り子の減少に悩むチームが増えている一方、「参加したくても申込先が分からない」との声が毎年聞かれることから、「チーム代表者会」(岡崎直温代表)が昨年初めて設置したところ好評だった。
ボードは縦二メートル、横一メートル。踊り子を一般公募しているチームがそれぞれの応募手続きや参加費、チームの特徴などを書いた張り紙を掲示。昨年の衣装の写真なども添えてあり、出場希望者がチームの大まかな内容を知ることができる。
初日の段階で既に二十五チームが掲示。早速、高校生らがのぞき込む姿が見られ、高知市の専門学校生(19)は「できれば昨年と違うチームに入りたい。彼女も一緒に踊る。めちゃめちゃ楽しみ」とメモを手に見入っていた。
掲示を希望するチームは、同会が準備した用紙に内容を書き込んで張ってもらう仕組み。掲示は無料。ボードは七月末まで設置する。同会は「踊り子とチームをつなぐ告知板。初出場チームも利用してほしい」と話している。
問い合わせや掲示の希望は岡崎代表(0888・73・4100)まで。
【写真】よさこい祭りの踊り子募集の掲示板に見入る若者(高知市帯屋町1丁目の新京橋プラザ)
5月30日(日)・朝刊
「よさこい」運営法教えます 県が初の研修事業
よさこい祭りのノウハウを学ぶ研修会や実習がこの夏、県と県観光連盟の主催で初めて開催される。第五十回に向けたよさこいの在り方や、各地域の祭り・イベントを考えるきっかけにするのが狙いで、名付けて「よさこい五十三次パワーアップ事業」。県内五十三全市町村のほか県外にも広く参加を呼び掛ける。
近年目覚ましい勢いで全国各地に飛び火しているよさこい祭り。第四十六回のことしは高知市で初めての全国大会も行われるが、県内に目を転じると郡部への波及はいまひとつ。県民祭への脱皮がかねて叫ばれながら、いまだに市民祭の域を出ていないのが実情だ。
そこで県が打ち出したのが同事業。第五十回に向け、よさこいを名実ともに本県を代表する祭りに育てるきっかけをつくるとともに、よさこいのノウハウを地域の祭りやイベントに生かしてもらおうと、県観光振興課の職員提案事業として企画した。
事業はパワーアップ研修とパワーアップ実習の二本立て。研修は七月三日に県庁正庁ホールで行われ、都市研究の一環で祭りの研究に取り組んでいる文化人類学者の伊藤亜人東大教授が「よさこい祭りとは」と題して全体講義。「祭り」「競演場」「チーム」の三分科会でそれぞれの運営方法を学ぶ。
実習はそれを踏まえ、八月九−十二日のよさこい祭り本番に参加する形で実施。「競演場の裏方」「チームの裏方」「踊り子として参加」の三通りの方法でそれぞれ祭りの輪の中に入り、運営や踊りを体験する中でノウハウを習得する。
対象はよさこいや地域での祭り、イベントに興味を持つ人(中高校生の場合は保護者の承諾が必要)。参加は無料だが、旅費や食費などは自己負担となる。定員は百五十人で、申し込みは県民の場合、居住地の市町村の観光主管課へ。県外からの申し込みは県観光連盟で受け付ける。締め切りは六月十五日。
県観光振興課は「よさこい全国大会」とタイアップして全国に開催をPRする方針で「第五十回に向け、各市町村が一堂に集まるよさこいにしたい。よさこいのいいところを学び、地域の祭りやイベントに取り入れてほしい」と話している。
5月22日(土)・朝刊
各地のよさこいチーム本家で乱舞 8月12日に全国大会
今夏の第四十六回よさこい祭り(八月九−十二日)最終日に、全国各地の鳴子踊りチームが参加する初の「よさこい全国大会」が開催されることが二十一日、正式に決まった。事務局の高知市観光協会によると、県外十五チーム前後と地元勢を合わせ計三十チーム余りが競演、乱舞する予定。YOSAKOIソーランをきっかけに全国津々浦々に伝播(でんぱ)した「よさこい」が、その発祥地でどんな個性をぶつけ合うのか注目される。
全国大会構想は、よさこい祭りが急速に全国に拡大していく中でここ数年、関係者の間で度々開催論が浮上。松尾徹人高知市長の強い意向を受け、市観光課が二月、主催者の「よさこい祭振興会」(入交太二郎会長)に今夏の開催原案を提示、検討に入っていた。
開催計画が急だったため、当初は▽県外からの参加がどれほどあるか不透明▽受け入れ準備が整うか―など慎重論もあったが、市観光協会職員や振興会の岩目一郎理事らが大阪、京都、名古屋、仙台などを訪ね歩いた結果、多くの地域、チームから「ぜひ行きたい」との好感触を獲得。二十一日に高知商工会館で開かれた振興会の会合で開催を正式決定した。
大会事務局の市観光協会によると、大会は祭り最終日の八月十二日午後五時から十時まで追手筋本部競演場、帯屋町アーケード街、中央公園の三会場でさみだれ式に開催。
「北海道」や「東北」「中部北陸」など全国八ブロックから自由参加する県外勢十五チーム前後と、十、十一日の本祭で入賞した地元チームが次々と競演する。
このうち本部競演場は、追手筋南側の通りを東から西へ進む形にし、北側を踊り子用の待機・声援場所に設定。フィナーレは全チーム入り乱れての「総踊り」で打ち上げる構想だ。
事務局は「交流と情報発信」を大会の目的に掲げており、「鳴子を持つ」こと以外は特別なルールはなし。県外勢には楽曲に「よさこい節」を入れることも求めず、各地域の特色を自由に出してもらう。大会をコンテスト形式にするかどうかの議論もあったが、最終的には何らかの「賞」を設ける方向で検討。これに伴い、審査員も全国各エリアから選出する。
また、本部桟敷席は南側の席だけを有料化する予定。中央公園での従来の後夜祭は、大会とドッキングする形で運営する。
事務局は六月上旬に正式な案内状を全国発送するが、既に埼玉県朝霞市や大阪府貝塚市、石川県七尾市など複数の地域・チームから参加意思を確認しており、「県外勢は最終的に十五−十六チームか、それを上回る規模になりそう」(市観光協会)。
今後、現場の運営や演出プランについてより詳細な計画を詰め、初の全国大会を成功させたいとしている。