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秋季四国高校野球代表8校の戦力
●川之江
バランス良い攻守 主戦は要所で力強さ
15年ぶり4度目の出場。準々決勝で今夏の甲子園ベスト4を経験した好投手・阿部を擁する松山商にサヨナラ勝ちするなど、攻守のバランスの良さと粘りで、県大会を制した。
エースの好投が接戦をものにする原動力になった。右横手投げの鎌倉は伸びのある速球にスライダー、シュートを織り交ぜて打ち取る。4試合33回を投げ、防御率は3.00だが、要所での投球は力強い。控えは鈴木涼、武村で、ともに速球派。守りは4試合で3失策と、大崩れの心配はない。
チーム打率は3割8厘。勝負どころで犠打や盗塁を絡めるソツのなさが、持ち味となっている。打線を引っ張るのが1番鈴木直。県大会では3割7分5厘をマーク、役割を果たした。このほか3番高井や6番鎌倉、8番佐々木がシュアなバッティングで4割台を残すなど、つながりは悪くない。
重沢監督は「県1位におごらず、挑戦者の気持ちで積極的に戦いたい」と、ナインのはつらつとしたプレーを期待している。
●八幡浜
ノーシードで進撃 無安打無得点も達成 県大会でエースを中心にまとまって戦い、ノーシードから17年ぶり5度目の出場を決めた。決勝は惜しくも敗れたものの、3−7の最終回に1点差に迫る反発力を見せた。OBで就任1年目の宮崎監督は「ナインは試合ごとに成長している」と評価。四国大会でも気負わぬプレーを求めている。
左腕井上景は大きなカーブでカウントを整え、打者のひざ元を突く速球で勝負する。特に準決勝は直球がさえ、11三振を奪ってノーヒットノーランを達成した。4試合すべてに先発、27回を投げ防御率は3.33。与四死球は26で、制球が課題になりそう。控えの右腕高岡浩は2試合に登板して、自責点1と安定している。守りも4試合で5失策と無難だ。
チーム打率は3割3分3厘。一気に大量点を奪う破壊力はないものの、コンパクトな振りで単打を重ねて得点する。核になるのは2番上田と3番岡本、5番井上景。いずれもスイングが鋭く、打率4割台後半をマークした。高岡圭、菊池、高岡幸ら下位の好調も心強い。
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