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2001年3月30日(金)<朝刊>
シート打撃に熱 市川・笠井の変化球想定 あす対戦
「たらたら走るな。ベンチ前からやり直せ―」。高知ナインは二十九日、西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で3時間の割り当て練習を行った。投、守のいい市川(山梨)との試合が三十一日に迫る。中村監督は「きょうは寒いし、試合も近いのでカツを入れた」と、練習始めにナインの気持ちを引き締めた。
守備練習はいつもに比べて厳しかった。最初は投手を含めた内野の連係プレーから。「もっとぐっとダッシュしてこい。小手先だけでやるな」とげきを飛ばす。野手は「もう一丁」と競い合ってノックボールを求め、中村監督は気合を確かめながらノックした。
シート打撃にはみっちりと時間をかけた。この日も中村監督の母校、立命館大の投手が応援登板。市川のエース笠井を想定してのことで、右腕の吉岡誠一(岡山・朝日高出)と和田征司郎(京都・立命館宇治高出)の二投手が投げた。笠井は制球力が抜群との評判。特に外のスライダーの見極めがカギを握るため、多めに投げてもらった。
エンドランや走者を設定して、ナインが四巡。走塁も実戦と同じように、ベースを駆け回った。二投手は「左打者はインコースのスライダーをうまく打っていた。エンドランは結構当ててきたので、いい練習になったのでは」と話していた。
甲藤、福山は100球ずつ投球した。甲藤は「あす、相手打順を想定して投げてみます」。初戦で完投した福山は「きのう一日投球を休んだので、肩の張りはありません。カーブ、真っすぐとうまく投げられました」と、疲れも取れた様子だった。
【写真】左上=「ひとつでも先の塁を目指せ!」。シート打撃で実戦さながらに走塁した
右下=福山、福本、甲藤(左から)の3投手も気合を入れて守備練習した(いずれも西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場)
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