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2001年3月27日(火)<朝刊>
高知ナインきょう初戦 打倒・岡山学芸館に自信
さあ初戦、岡山学芸館を倒すぞ―。高知ナインは二十六日、西宮市の津門中央公園野球場で最終調整を行った。岡山学芸館の投手池崎を想定した左投手打ちで手ごたえをつかんだ。主砲土居は長打を連発。チームの雰囲気は明るく、初戦に向け必勝態勢が整った。
練習は投手を含めた内野ノックから。連係、カットプレーを入念に行った。この日は中村監督の母校、立命館大から、左腕二人が助っ人に訪れた。英陽介(京都・西城陽高出)、二年前のセンバツに出場した川原寛樹(同・峰山高出)の両投手で、シート打撃に登板。高知ナインは左投手のモーションに注意しながら、盗塁やエンドランなどを繰り返した。
高知ナインの印象を、英投手は「エンドランではボール球にも食らい付き、一塁方向に打てていた」と評価。気持ちよく打たせた川原投手は「スイングにスピードがあって、カーブをうまく打たれた。木製じゃ考えられない、金属バットはよく飛ぶとあらためて感じた」と、苦笑い。
好調打線の中でも気を吐いたのが主砲の土居。英投手から左翼フェンスに直撃する当たりを打つと、川原投手から右中間ホーマー。続いてのフリー打撃でも5本のフェンス越えなど、長打が爆発した。土居は「不安は消えた。飛ばしてやろうじゃなくて、しっかりたたくことだけ考えた」と、力みのない振りで自信を深めた。
甲藤、福山投手は40球余りの調整投球。「あとは気持ちだけ」と初戦をにらむ。中村監督は「先発は決めたので、今晩にも選手に伝える。少し打順はいじるかもしれない。土居の打撃は上等でした」と初戦に向け、良い感触がつかめた練習になった。
【写真】さあ本番だ。岡山学芸館の左腕を想定したフリー打撃で最終調整する高知ナイン(西宮市の津門中央公園野球場)
中村監督「力はうちが上」 初戦突破へ意欲
高知ナインはきょうが初戦。第4試合で県出身のベテラン松浦監督が率いる岡山学芸館と対戦する。高知は岡山学芸館をどう攻略するのか。初戦突破に向け、中村監督に勝負どころなどを聞いた。(以下談)
初戦はお互いに硬くなるかもしれず、力を十分出し切れるとは限らない。選手が失敗しても「気持ちを落ち着かせて、下を向かず、上を向け」と言い、次の打席で力が出せるようベンチワークする。
県大会は先制して勝ち上がったが、先取点にはこだわらない。最近の練習試合は、和歌山工などに先制されたものの、逆転する粘っこさが出てきた。打線の調子が上がるのは遅いが、2、3巡目にかけてある程度力を出せる。
大砲がどんどん打つわけではない。ピストルでつなげていけばいい。よく選手に言いますが、その回の最初が一番打者。自分の打順の役割を果たして、点を取っていく。甲藤、川村、土居はマークされるだろう。二人が歩かされても、福本、長田らが粘っこいバッティングをしてくれればいい。
岡山学芸館は中国大会で連続2けた安打したが、高松商との練習試合で池崎、加藤、小林の三投手の継投で被安打13。2−6で敗れている。投手がそこそこ投げられるので、力はうちの方が上だろう。
左腕池崎君の先発だろうが、(県大会で対戦した)室戸の投手細松君の方が力は上。池崎君はカーブが多い。真っすぐを狙い、引っ張らずに打つ。右打者をベースに詰めさすが、インコースを際どく攻めてくれば、立ち位置を変えて攻める。追い込まれてからの、外のシンカーの見極めが重要になる。左打者は外に逃げるカーブに注意する。ポイントが前に行かないよう、踏み込んでショート方向に打たせる。池崎君を打ち込めなければ、甲子園で勝ち上がる力はない。
展開は打ち合いになるだろう。それでも、案外得点に結びつかないときもある。そんな場面では、打てる打者でもスクイズを考える。こちらの投手力を考えると、先に3、4点取った方が勝ちだろう。
【写真】チーム状態は上向いている。初戦突破へ、繰り返しノックする中村監督(西宮市の津門中央公園野球場)
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