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2001年3月24日(土)<朝刊>
高知ナイン 初戦突破へダッシュ 入念に打撃練習
高知ナインは二十三日、宿舎「志ぐれ」から十分足らずの津門中央公園野球場が割り当て練習場。選手らは徒歩で球場に向かった。
この朝の各紙は、甲子園練習の話題を掲載。中には投手甲藤の「ノーヒットノーランを目指します」のコメントも載った。「よく投手が言うじゃないですか、意気込みですよ。監督からは怒られましたけど」。投手福山の方は「絶望診断からの復活」の見出し。「別に絶望とは言わなかったけど、それに近い状態でしたから」と苦笑い。
そんなリラックスムードも、午後の練習で吹き飛んだ。中村監督は「このところ走れなかったし、バットの振り数も少ない。ノックでもしごきますよ」と厳しい練習を宣言。初戦まであと四日あり、ここで一度、体を十分に動かしておきたい算段だ。
外野と内野に分けて、内野ノッカーは二人。「何や今のは、しっかり取らんか」と中村監督のげきが飛ぶ。選手は「さあ、こい」と飛びつくが、激しいノックが続いた。
フリー打撃は3カ所で行い、一人45球。岡山学芸館を想定して、左右両投手に対した。川村は左右に打ち分け、甲藤、長田、森光らがいい当たりを放った。この後、野手陣は時間いっぱい、ロングティーでバットを振り続けた。
投手は二枚エースの甲藤、福山と福本がブルペンへ。甲藤はカーブの曲がりやフォームをチェックしながら100球。遠投も20球投げた。「今の段階ではいいけど、まだまだ」と自己評価。福山は変化球を確かめ、コースに気を配りながら150球。「100球までは試合でも十分通用する球だったと思います」。左腕福本はセットポジションを多めに100球。コントロールを意識し、直球とカーブを投げた。
【写真】ランニング不足解消へ。二人一組になり、チューブを使ったダッシュで汗をかいた(西宮市の津門中央公園)
「狙い球打てば崩せる」 岡山学芸館の戦力チェック
前日、朝一番の甲子園練習とうって変わり、この日の練習は午後二時から。久々に余裕のあるナインたちだったが、午前中はビデオで初戦の相手、岡山学芸館の戦力をチェックした。
宿舎の食堂に集合した選手に、中村監督が「投手のくせを見ておけよ。捕手はリターンけん制があるので注意しろ」。身を乗り出して、メモを取る選手もいた。「初球から積極的に振ってくるなあ。左の二番打者はセーフティーもある」。投手の投球の組み立て、カーブの球筋などを頭にたたき込んだ。
主将長田の感想は「打線はそれほどでもなかった。左投手はカーブが多くて、配球も偏っている。狙い球を打てば崩せる」。打倒・岡山学芸館を誓った。
【写真】初戦の岡山学芸館をビデオでチェック。投手の組み立てや球筋、打者の特徴をつかんだ(西宮市の旅館志ぐれ)
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