高知新聞
天気追加:
地震情報
花粉予報
中部の天気
東部の天気
西部の天気

高知のニュース
国内・国際ニュース
おすすめトピックス

高知新聞購読申し込み

携帯サイト
iPhone版も登場!
坂本龍馬の部屋

とさあち
いちの土佐
おすすめグルメガイド

ピックアップ
楽しもう英語 English is Fun!!
岩崎四代物語
高知ファイティングドッグス

まんが
きんこん土佐日記web版
単行本7巻発売!
にゅーすけっち

病院・診療所 診療科目ガイド


47CLUB高知繁盛記

ミュージアムマップ
イベント情報

音声ブラウザーご使用の方へ

47clubでお買い物

Google


 
高新写真コンテスト募集
声ひろばなど投稿
記事データのご利用
後援申請の用紙
サイトからのお知らせ


高新住宅総合展示場ライム

土佐いごっそう倶楽部

47news

釣りタイムズ
地球33番地公式サイト

企業情報
高知県内リンク
2002夏の高校野球 県大会戦評

―第7日―   2002年7月27日(土)

 明徳義塾、高知の2年連続両翼対決へ――。27日、春野球場で準決勝を行い、第1シードの明徳義塾は室戸を9―0で下した。もう1試合は第2シードの高知が8―0で高知商に勝ち、明徳、高知両校が決勝に進んだ。明徳の決勝進出は7年連続15度目、高知は1978年に1県1代表制となってから数え2年連続10度目。両校の決勝での対戦は2年連続6度目となる。

 第1試合の明徳―室戸は、明徳が三回、2安打ながら3四球と犠打、犠飛を絡め打者9人で一挙5点。試合の主導権を握った明徳は五、七回と各2点を追加。投げてはエース田辺、1年鶴川2投手が零封、9―0で室戸を2年連続準決勝で退けた。

 第2試合の高知―高知商は、高知が二回、3四死球などの一死満塁から内野失策で2点を先行。四回には9番溝渕から3連続の長短打で2点。高知エース福本は三回無死から連打と犠打で一死二、三塁のピンチも後続を断つと、後は危なげなく、九回にダメ押しの4点を挙げた高知が8―0で完勝した。

 最終日の28日は午後1時から同球場で明徳は5年連続9度目、高知は21年ぶり10度目の夏の甲子園出場を懸けて決勝を行う。

▽準決勝

(春野球場)
明徳義塾 9−0 室  戸
明徳義塾 005 020 200
室  戸 000 000 000

 【評】ボール球を振らない。簡単そうで難しい打撃の鉄則を、明徳打線は憎らしいばかりにやってのけた。細心の注意を払って内外角を狙った室戸の左腕細松に対して四球で走者をため、勝負球がやや甘く入ったところで痛打を浴びせた。

 三回、先頭今村が2ストライク後の誘い球に手を出さず、四球出塁。犠打、打撃妨害、四球の一死満塁から筧の左犠飛で先制。なお二死満塁で梅田が走者一掃の左翼線二塁打。山口も左前適時打で続き、2安打で5点。大量点がエース田辺に余裕を生んだ。八回からは1年鶴川が締め、三塁を踏ませなかった。

 室戸は一、二回に安打が出たが、走塁ミスで先制の好機をつぶした。明徳の焦りを誘えば、展開は違ったはずだ。(早崎)

 明徳の選球眼が重圧 「これが実力 悔しさなし」室戸・細松

 高校最後の夏。室戸のエース細松は五回で降板となったが、「最後は抑えられなかった…。これが実力。悔しさはないです」と、きっぱりと振り返った。

 細松は1回戦の大月戦で無安打無得点を記録するなど、準々決勝まで22イニングスを投げ、無失点を続けてきた。戎井と継投の試合もあるが、室戸は無失点で準決勝に勝ち進む快進撃。

 この日の明徳戦でも、立ち上がりは直球を見せ球に変化球で勝負して、テンポの良い投球。明徳田辺との投手戦さえ、ちらついた。しかし三回一死二塁で三振を奪ったかに見えた捕球が打撃妨害。室戸にとって嫌な雰囲気が漂った。打順は明徳の強力な森岡、筧、田辺、梅田と続く。

 森岡には際どい球を投げたが四球。満塁で筧に犠飛を打たれ先制を許した。ここまでで抑えたかったが、田辺にも球を見極められて四球。実は相手の馬淵監督は「室戸戦はボール球を打たないこと」をキーポイントに挙げていた。明徳の選球眼の重圧に苦しめられたまま、梅田への6球目のスライダーが甘く中に入った。見逃さず左翼線にはじかれて3失点。山口にも連打を浴び、計5点を失って、先に欲しかった流れを明徳の方にやってしまった。

 横川監督は「一回に2点までなら仕方ない」と細松に告げていた。体が開くため、普段は投げないシュートも加え、投球の幅を広げて臨んでいた。だが、細松は「もっとボール球を振ってくれると思った。球に切れがないせいで見極められた」。

 細松は先制をもらい、気持ちで投げ切るタイプ。室戸の序盤の先制のチャンスに、走塁ミスで失わなければ、きん差の戦いもあったかもしれない。大応援団に支えられ戦ったが、室戸の夏は昨年と同じ準決勝で終わった。(土居)


(春野球場)
高 知 8−0 高知商
高 知 020 200 004
高知商 000 000 000

 【評】高知は二回表、満塁のチャンスに敵失で2点先制。これで弾みがついたが、各打者が振れている。四回にも熊巳の三塁打を含む長短3連打で2点を追加。リードを広げた。九回には疲れの見えた加藤を攻め立て、死球を挟んで二塁打3本、4点をダメ押し。理想的な点の取り方で、高知商を突き放した。エース福本は投球の幅が広がった。切れのいいカーブを生かし、打たせて取る術は昨秋以上のものがある。相手の大振りにも助けられ、116球で今大会初完投を完封で飾った。

 高知商の2年エース加藤も力投していたが、二回の3四死球が痛かった。打線の援護も得られず、九回に力尽きた。守備でも二回一死満塁での内野失策は、捕っていれば併殺が狙えただけに惜しかった。(宇田)

 高知・福本 心強い完全復活 故障復帰後、初の完封

 「完封できたのはうれしい」と素直に喜ぶ高知のエース福本。九回を投げきったのは、今年になって初めて。それも相手は伝統校の高知商。エースの完全復活は、明徳との決勝に向け心強い。

 福本は3月に肩を痛めた。一時治ったが、また6月に痛め、ピッチングを再開したのは大会の少し前。さすがに不安はあったという。投げ始めはストレートが伸びず、カーブでストライクが取れない。しかし、この試合は2種類のカーブが良く、新たに加えたカットボールでも三振を奪った。

 秋とは投球内容も違った。ムキになって投げず、打たせて取るピッチングを心掛けた。決勝を考えると、エース不在中に急成長した右腕森田との継投も考えられたが、福本の球威はさほど落ちない。終盤に中村監督が問うと「投げます」と前向きな返事。中村監督は「技術以上のものが出るのが高校野球。その意気込みを買った」と、最後まで投げさせた。

 福本は「決勝で投げるかまだ分かりませんが、(昨年の)秋と違って、森田がいるので心強い。いい勝負に持っていけると思う」と自信をのぞかせる。

 エースを野手がもり立てた。二回は福本の軽率な一塁悪送球からピンチを招いたが、捕手三石と遊撃溝渕が目で合図し、三石の送球で二塁走者を刺した。九回は3長打などが続き、ダメ押しの4点。いい雰囲気で決勝に臨める。

 主将明神は「これまで毎試合よく打ち、効率良く点を取った。一振入魂。明徳のミスにつけ込みたい」。秋季県予選は明徳を倒して県1位校ながら、四国大会でセンバツを逃した。総決算の明徳戦に向け、ナインは意欲を燃やす。(土居)


お日様 「2002夏の高校野球県大会 目次」に戻る。

高知新聞表紙ページに戻る。

 
サイトマッププライバシーポリシーネット上の著作権新聞購読お問い合わせ