2005年8月10日(水)<朝刊>
甲子園きょう初戦 応援団もぶっつけ本番
開幕直前に夏の甲子園への代替出場が決まった高知高校(高知市北端町)は、きょう10日がいよいよ初戦。学校関係者を急募した応援団には生徒や保護者、OBら総勢約900人が集まり、9日午前には在校生やブラスバンド部が最初で最後の全体練習。一行は10日朝に出発し、半ば“ぶっつけ本番”で高知ナインの応援に臨む。
合同練習は同校内で9日午前に行われた。参加したのは野球部員、在校生、ブラスバンド部。ブラスバンド部はコンクールに備えた合宿を前日に終えたばかり。生徒らは汗をぬぐいながら手ぶりなどを合わせた。
小笠原健一教頭は「甲子園経験者は全くいませんが、そこそこ形にはなってきたかなと思います」。人文字など凝った演出はできないが、鳴子を鳴らし、高知らしい応援を試みる。
午後は、同校正面玄関で野球部員が応援グッズを準備した。「ヒット」などと書かれたプラカードや鳴子などを段ボール箱に詰めて整理。バスに積めるよう運び出し、10日朝の出発に備えた。
一方、久しぶりの甲子園出場に同校OBらは大いに盛り上がっている。7日から職場や知人などに回し始めた奉加帳も順調に寄付が集まり、「資金面は何とかめどが付いた」(同校)という。
当初はバス7、8台で足りるとしていた応援団は予想を大きくオーバー。よさこい祭りの「バス不足」時期と重なったが、県外にも手配してバス20台を確保した。
応援に行く野球部員の一人は「スタンドにいても心は一つ。自分たちの分まで活躍してもらいたい。選手たちに届くよう大声で応援します」と張り切っている。
【写真説明】10日の初戦を前に、応援グッズの鳴子を準備する野球部員たち(高知高校)