2005年8月7日(日)<朝刊>
高知ナイン動きはつらつ 島田監督「思った以上」
高知ナイン、いよいよ実戦モードへ―。5日夕、慌ただしく甲子園入りした高知は6日、朝の開会式、昼の割り当て練習、夜の甲子園練習とハードスケジュールの1日。しかし、出場決定後初めての本格的な練習は、関係者の不安をよそにはつらつとしていた。
開会式を終えた後、その足で尼崎東高で割り当て練習に入った。午後1時からの練習だったが、突然の雷のためキャッチボールと打撃練習を約40分行っただけで終了した。選手は「ボールが指に掛からん」「球に目がついていかん」などと話していたが、動きは県大会の時とあまり変わらないように見えた。
ナインは尼崎東高から甲子園に引き返したが、第3試合が延長に入るなど長引いたため、待望の甲子園練習は午後7時45分のスタート。点灯されたグラウンドに足を踏み入れ30分間の練習に臨んだ。
内外野に分かれたノックや外野のクッションボール、連係プレーなどで甲子園の広さを確認した。ノックバットを振るった島田監督が選手の動きそのものもチェック。緩いゴロ中心だったが、捕球、送球動作は安定し、目立ったミスはない。島田監督も「思った以上の動きで安心した」。遊撃国沢も「(甲子園が広く)声がなかなか通らず連係は苦労したが、全体にうまくいった」と一安心の様子。
エース二神はブルペンで60球、マウンドに上がって10球。カーブは1球だけで、あとは直球を投げ込んだ。球筋にややばらつきはあったものの、ブルペン捕手の新井は「球自体は走っていたから問題ないでしょう」。二神も「大丈夫です」と頼もしい。
この日1日で合わせて1時間程度しかボールを握っていない。しかし、「もともとずっと野球やってましたから、あと2、3日あれば元に戻せます」と4番勝賀瀬。“急造”県代表チームに、再び戦いの火がともった。
【写真説明】ナイターで行われた甲子園練習で、内野守備の連係などをチェックする高知ナイン(甲子園球場)