2005年8月6日(土)<夕刊>
高知高入場に大きな拍手 球児の夏、甲子園で開幕
第87回全国高校野球選手権大会は6日、49代表校が勢ぞろいし、兵庫県西宮市の甲子園球場で3万2000人の観衆を集めて開幕した。出場を辞退した明徳義塾に代わって本県代表となった高知も大きな拍手を浴びながら元気に入場行進した。
開会式は午前9時から開始。昨夏の優勝校の駒大苫小牧(南北海道)を先頭に、旭川工(北北海道)から沖縄尚学(沖縄)まで、北から南の順に入場行進。和歌山・向陽の田村祐摩主将が先導役を務めた。
41番目に登場した高知は、前夜仕上がったばかりの新しいユニホーム姿。全体にやや緊張した表情だった。5日のリハーサルを欠席したため、ぶっつけ本番となったが、それを感じさせない足の運びに、スタンドから一段と大きな拍手がわき起こった。
駒大苫小牧の林裕也主将が優勝旗を返還。中山成彬文部科学相のお祝いの言葉と、脇村春夫・日本高野連会長の励ましの言葉の中で、広島原爆の日で戦後60年にあたることが触れられ、中山文部科学相は「野球を楽しむことができるのは平和であることを忘れてはならない」と話した。
日本航空(山梨)の新井伸太郎主将が「高校生らしく最後まで白球を追いかけることを誓います」と落ち着いた声で選手宣誓した。
【写真説明】堂々と入場行進する24年ぶり出場の高知ナイン(甲子園球場)