高知新聞
天気追加:
地震情報
花粉予報
中部の天気
東部の天気
西部の天気

高知のニュース
国内・国際ニュース
おすすめトピックス

高知新聞購読申し込み

携帯サイト
iPhone版も登場!
坂本龍馬の部屋

とさあち
いちの土佐
おすすめグルメガイド

ピックアップ
楽しもう英語 English is Fun!!
岩崎四代物語
高知ファイティングドッグス

まんが
きんこん土佐日記web版
単行本7巻発売!
にゅーすけっち

病院・診療所 診療科目ガイド


47CLUB高知繁盛記

ミュージアムマップ
イベント情報

音声ブラウザーご使用の方へ

47clubでお買い物

Google


 
高新写真コンテスト募集
声ひろばなど投稿
記事データのご利用
後援申請の用紙
サイトからのお知らせ


高新住宅総合展示場ライム

土佐いごっそう倶楽部

47news

釣りタイムズ
地球33番地公式サイト

企業情報
高知県内リンク
春満開のために

 ■振りまくる ▼続きはこちらをクリック

主軸の誇りかけて
練習で走り込む梅田。ラストイヤーに主軸の誇りをかける(明徳義塾野球道場)
練習で走り込む梅田。ラストイヤーに主軸
の誇りをかける(明徳義塾野球道場)
 ほかのチームなら十分4番を打つ力がある選手が、明徳にはごろごろいる。その打線の軸を任される選手には、並外れた「何か」が要求される。現チームを馬淵監督は「6番打者ばかり」と評する。ぜいたくな悩みにも思えるが、裏を返せば絶対的な軸がいないということだ。

 3番に座る梅田は1年のときからレギュラーを張る。2002年夏の甲子園では1年生ながら本塁打を放ち、初優勝の当事者になった。華々しいデビューだった。しかし昨年は“それなり”の活躍にとどまった。チームの「顔」になるべき存在のはずが、少々物足りなかった。

 梅田は「消化不良の1年でした」。「打ちたい」、でも「打てない」。もやもやした気持ちがずっと続いた。「左投手のカーブを右中間に運ぶ」「インサイドからバットを出す」―。テーマを決めて練習に打ち込んだが、調子に波があった。

 「狙われてるように怒鳴られるんですよ」。なるほど、馬淵監督の叱責(しっせき)は梅田に向かって、よく飛んでくる。「何や、その打ち方はー。それでボールが前に飛ぶんか」「動きが悪いわー。この間の試合は、お前のエラーで負けたんやぞ。一つのプレーを大事にせんかー」

 「悪いから怒ってるのよ」と素っ気ない馬淵監督だが、「守備でも守りでも、もう一皮むけてほしい。むけられるはず」。指導者としての願いが伝わってくる。そうでなければ、大事な「3番」に梅田を据え続けるわけがない。

 「6番打者打線」に対し、馬淵監督は「調子のいいやつを上の打順で使うぞ。1度負けたら終わりやからな。気合入れて行けー」。ミーティングでナインをあおった。

 「それって、僕がクリーンアップが駄目、と言われているのと同じことじゃないですか」と梅田。「信頼される打者になるのが目標ですからね。ちょっと情けない」

 調子が悪いと感じたときは徹底的に体を動かす。「精神的に駄目になると、体もやられますからね」。練習で振る。寮に帰って振る。とにかくバットを振りまくる。納得のいくスイングを自分のものにするため、夢舞台で快音を響かせるためだ。

 「子どものころ『夢』を話す授業で『甲子園に出て優勝するぞ』って言ったんです」。まさか1年でレギュラー、ホームランまで打てるとは思わなかったという。そんな梅田にとって甲子園は「今でも『夢の中の場所』」

 「一つ一つのプレー、ホームランも、何となく忘れてしまった。普通の球場だけど何でかな…。エラーは覚えてるんですけどね(笑)」。気持ちのどこかに“おごり”はなかったか。自問自答するという。

 「お前だったらごちゃごちゃサインは出さん」。馬淵監督にそう言わせたい。梅田は主軸の誇りをかけて、最後の“春”に臨む。

平成16年3月9日付朝刊掲載




「明徳義塾高情報」目次に戻る

高知新聞フロントページへ  

サイトマッププライバシーポリシーネット上の著作権新聞購読お問い合わせ