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2004年4月1日(木)<朝刊>
あす東海大山形戦 テーマ胸に打ち込み
準々決勝(2日・第2試合)で東海大山形と戦うことが決まった甲子園の明徳義塾ナインは31日、大阪府豊中市の豊中ローズ球場で午後2時から約3時間の割り当て練習をこなした。2回戦で八幡商投手の緩い球を待ちきれず6安打に終わった打線の反省から、練習時間の3分の2をバッティングに費やした。
打席でのストライク、ボールの見極めと、感触を確かめることに重点を置いた入念な打ち込み。雨中の試合で疲れが心配されるところだが、ナインは体の切れを保っているようだ。
東海大山形のエース佐藤淳に合わせた「右」マシンでのフリー打撃は1時間。続くシート打撃は、「走者なし」「一死二塁」の設定で3巡。走塁も含めた機動力のチェックに加え、一塁ベンチ前のバント練習。特に変わったことはせず、普段通りのメニューをこなしたが、ナインの胸の内はさまざま。
松原は「きょうはボールの球に手が届いても振りませんでした」。梅田は「2回戦の悪いイメージを忘れてリラックスして振った」。3点本塁打を放った久保田は「(ホームランの)振り抜いた感じを忘れないように努めた」。ミーティングなどで指摘されたことを守って、各自のテーマを持って臨んだ調整だった。
馬淵監督は「あまり細かいことを言っても逆効果。練習が足りなければ準々決勝あたりからは下降線だが、うちはここから体が動きはじめるような練習をしてきている。選手の地力に期待したい」。
いよいよ、チームに大会終盤をにらんだ雰囲気が漂ってきた。
【写真】走塁を含めた攻撃面の入念なチェックを行った明徳ナイン。シート打撃で三塁を陥いる森岡=右(豊中市の豊中ローズ球場)
スタンドから相手をチェック 馬淵監督
午後スタートの割り当て練習を前に馬淵監督は甲子園に乗り込んだ。もちろん、勝者が準々決勝の相手になる「金沢―東海大山形」戦をスタンドからチェックするためだ。
試合序盤の馬淵監督は北信越大会の覇者金沢より、「粗さもあるが、個々の選手の動きがいい」という東海大山形の方が気になる様子。報徳学園を2点に抑えたエース佐藤淳の配球や変化球の切れ、左腕片山から本塁打を放った土谷、林ら打撃陣のミートポイントなどをチェックした。
七回まで1―1。互角の戦いだったが、八回に東海大山形が一挙5点を入れて金沢を突き放すと、「やっぱりやね。やりにくい方が来るもんや」。
試合終了を待たず練習場にとって返し、早速選手を集めて「投手にはうまさ、打線にはパワーがあるので、まともな力勝負に行くな」などと指示。警戒感を強めていた。
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