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2004年3月30日(火)<朝刊>
さあ2回戦! 明徳きょう八幡商戦
さあ2回戦、気を引き締めて―。甲子園の明徳義塾は30日第2試合(正午開始予定)で八幡商(滋賀)とベスト8進出をかけて戦う。29日、西宮市の津門公園野球場で割り当て練習。約3時間、エース上田を想定した「右」マシンの打ち込みや守備の最終確認。鶴川、松下建両投手もブルペンで40―50球、球の切れをチェックした。8強入りに向け万全の態勢が整った。
たまっていた疲れも取れた。ナインは28日の練習とは違って体がよく動いた。フリー打撃は右投手2人に「右」マシンで打ち込み。森岡、松原が右に左に打ち分ければ、梅田、田辺、久保田の中軸は低いライナー打球を心掛け、シャープに振り抜いていた。
走者なし、一死二塁想定のシート打撃は、右の沖田と重兼コーチが交互に投げて3巡。セーフティースクイズも織り交ぜ、走塁のチェックも抜かりない。スタートを切り遅れたランナーには、馬淵監督がコーチャー、走者の両方に雷。臨戦ムードを高めた。
守備練習は、これまでよりやや長め。初戦で内野失策が出たことから、基本に戻り、しっかり送球できる体勢で球を取ることを心掛けた。
投手陣はブルペンで、鶴川が直球、変化球を20球ずつの40球。初戦では切れ、コントロールとも甘かったという変化球を確認するため、打者を立たせる場面もあった。松下建も約50球を投げ込んだ。
先発が予想されるエース鶴川は「1回戦よりは体が動いている。前と同じで、バックを信じて打たせて取るピッチングを心掛ける」と気を引き締めていた。
【写真】2回戦に臨む明徳ナイン。守備のチェックも抜かりなしだ。西山(下)―松原の二遊間コンビ(西宮市の津門公園野球場)
1回戦のつもりで臨む 馬淵監督かく戦う
2回戦の相手八幡商は、新2年5人がレギュラーの若いチーム。しかし、初戦の常葉学園菊川戦では、逆転サヨナラ勝ち。勢いがある。馬淵監督に相手の印象、戦い方などを聞いた。(以下談)
八幡商は、投手、攻撃とも力強さは感じない。しかし勢いが怖い。近畿大会でも格上と見られた京都西に勝っている。1回戦も普通なら負け試合。それを逆転した。戦力的にはこちらが上かもしれないが、絶対になめてかかれない。
エースの上田君は球威がない分、丁寧に投げてくる。外に逃げるスライダーに手を出せば術中にはまるだろう。コントロールがいいから、エンドランなど機動力を使いやすい印象はある。ただ、初戦は緊張もあっただろうし、あの投球だけでは判断できない。
打線では1番の三上君と4番種村君が気になる。体格がいいし、パンチ力がある。変化球打ちがうまいから、甘いコースは禁物。あとの打者はこつこつ当ててくるので、球を低めに集めたい。
先発鶴川でいきたい。初戦は変化球のコントロールと、直球が少しシュート回転していたのが気になったが、あの出来なら、失点は計算できる。ビッグイニングを許すことはまずないはずだ。初戦同様、完封に近いピッチングを期待している。
攻撃も1回戦と同じ野球をするつもりだ。ビッグイニングは考えず、1点ずつ積み重ねていく。当然、ランナーが出ればバント、バントだ。点を積み重ねることで相手の勢いを止めたい。確実に点差を広げたい。
それには、まずしっかり守ること。こちらが四球、失策などを出さなければ、ミスは向こうに出やすいもの。こちらは大勝、あちらは接戦。対照的な勝ち上がりだから、ミーティングでナインの気を引き締める。とにかく1回戦のつもりで戦う。
【写真】投手陣をチェックする馬淵監督(西宮市の津門公園野球場)
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