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2004年3月27日(土)<朝刊>
明徳きょう桐生一戦 攻守とも仕上がり上々
さあ、初戦!―。27日の第1試合で桐生一(群馬)と対戦する明徳義塾は26日、西宮市津門公園野球場の割り当て練習で、攻守にわたり最終チェックを行った。2時間半じっくりと汗をかき、態勢は万全。ブルペンの鶴川、松下建もしっかり仕上がった。
甲子園入りして1週間、ずっとバッティング中心の練習メニューをこなしてきたが、この日もスタイルを崩さなかった。打撃投手2人の真ん中に据えたマシンは、昨日と逆の設定で、100キロ弱の左カーブと130キロの右ストレートを30分ずつ打ち込んだ。シート打撃では右の沖田、左の伊賀が交互にマウンドに上がり3巡。松原の巧打は相変わらず。森岡、梅田、久保田、田辺の中軸も体のキレが良くなってきた。下位の野村、西山もさく越えやフェンス直撃打を連発、打線に厚みが増した印象を与えた。
仕上げはバント。馬淵監督の「(バントを)やりに行かずに、ひきつけろ」のアドバイスを受け、選手は一本一本確実に決めていた。万全に仕上がっている守りだが、流したようなプレーには宮岡部長が「あす、勝つ気があるんか!」。内野陣を集めて気合を入れる場面もあった。
鶴川、松下建両投手も力の入った最終調整のピッチング。ブルペンで馬淵監督が見守るなか、両投手ともストレート、カーブを中心に60―70球を投げ込んだ。
先発が予想される鶴川は「(いいピッチングが)できそうな気がしてます。しり上がりに良くなるタイプなので、初回を3者凡退に打ち取りたい。バックを信じて打たせて取ります」。馬淵監督は「きちんとした試合運びができそうやね」。初戦突破に手応え十分のコメントで結んだ。
【写真】順調に仕上がった鶴川(手前)と松下建=西宮の津門公園野球場
1点ずつ積み重ねていく 馬淵監督かく戦う
桐生一はレギュラー陣に昨夏の甲子園4強メンバーが3人残る侮れない相手。馬淵監督に、ここまでの調整や初戦の意気込みなどを聞いた。(以下談)
(桐生一は)継投策ということだが、先発が左腕の坂田君なのか右の武藤君なのか迷っている。坂田君は制球がいまひとつらしいので、左右半々で考えている。勘でいうと武藤君のような気もする。いずれにせよ(対策は)やるだけやった。どちらが来ても心配はしていない。
投手は複数いるようだが、どの投手も球威より配球で打たせて取るタイプ。うちの打線もこちらに来て上向いてきたし、打てないことはないだろう。しかし、初戦特有の硬さは両チームに出ると思う。そんなときは投手が普通に投げたら打てないもの。
ビデオを見た限りでは桐生一打線は4、5番にパンチ力がある。あと(の打者)はこつこつ当ててくる。先発は鶴川を考えている。高めは怖いが、低めに球を集めれば何とかなりそう。試合巧者だから多少の失点は覚悟しているが、松下建も含め、今の出来ならビッグイニングをつくられることはまずないと思う。「完封に近いピッチングをしてくれるのでは」の期待もある。いまのところ、継投は考えていない。
投手陣の出来が良いので、こちらの攻め方もビッグイニングは要らない。1点ずつ積み重ねていくつもり。秋季大会よりバントを多めに使うことになるだろう。5点くらいは取りたいね。
練習試合をやるときは、大抵午前9時半くらいからだから、第1試合はいつものリズムで試合ができる。良い試合ができると思っている。
【写真】初戦を前にノックに力がこもる馬淵監督
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