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2004年3月27日(土)<夕刊>
センバツ明徳 完ぺき初戦突破 桐生一に10−0
▽1回戦| 明徳義塾 | 100 201 510 | 10 |
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| 桐生一 | 000 000 000 | 0 |
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明徳義塾、満点の初戦突破―。第76回選抜高校野球大会第5日は27日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、3年連続12度目出場の明徳義塾は第1試合で桐生一(群馬)と対戦、10―0で大勝した。明徳の初戦突破は春夏合わせて17大会連続。
明徳は鶴川、桐生一は背番号13渡辺が先発。明徳先攻で定刻通り午前9時半にプレーボール。
明徳は初回、鮮やかな先制パンチ。1番森岡が左越え二塁打を放つと、松原はきっちり送りバントの一死三塁。梅田の中前打で1点。4、6回に計3点を追加した明徳の圧巻は7回。二死走者なしから森岡から鶴川まで長短6連打。アッという間に5点を重ね、桐生一を突き放した。8回にも1点追加、結局、桐生一4投手から16安打10点を奪った。
マウンドの鶴川もナイスピッチング。8回を無四球の散発3安打7奪三振。9回登板の松下建も3人でピシャリ締めた。
明徳の2回戦は大会第8日の第2試合(30日正午開始予定)。
【写真】【明徳義塾―桐生一】1回表明徳義塾1死三塁、梅田がセンター前に先制タイムリーをはじき返す(甲子園)
明徳初戦突破 完勝にスタンド歓喜
「強いぞ、明徳!」。甲子園球場で27日行われた第76回選抜高校野球大会1回戦で、郷土代表の明徳義塾高は、桐生一高(群馬)を圧倒して10―0で下した。アルプス席の応援団は「よっしゃ、さすが優勝候補!」と完勝に大フィーバー。「次も快進撃は間違いない」と勝利に酔った。
試合前、同校の近畿ブロック後援会メンバーらが、OBやファンにてきぱきと入場券を配った。櫨原(はぜはら)勤・後援会長(56)は「10年間見たが最高のチーム。優勝を狙える」と笑顔。第1試合にもかかわらず、応援席には約3000人が詰め掛けた。
試合は1回に明徳の森岡佑紀左翼手が左翼線に二塁打し、梅田大喜三塁手が中前打して先制すると「やったー」。2、3、4回のピンチは野手のファインプレーや鶴川将吾投手の力投で断つと、人文字のMが跳びはねた。鶴川投手の母、左知子さん(44)は「この大会に懸ける気持ちが一球ごとに伝わる」と落ち着かない。
6回を終わり4―0でリード。イケイケムードは止まらない。「すごいっすね」の声まで出たとどめは、7回二死からの6連打5得点の猛攻。三塁打を放った松原史典遊撃手の父、利夫さん(52)は、ビデオで勇姿を追いかけていた。「入院しているおじいさんが、きっと喜んで見ている」。得点を加えるたび、野球部員らがメガホンをたたき、走り回り喜んだ。
最終打者の打球が、梅田三塁手のグラブに収まると、ハイタッチして肩を抱き合い、「このまま上まで頼むぞ」と初戦勝利にスタンドも舞った。
【写真】4回表1死一、二塁、田辺真悟捕手の適時打などで2点を追加、大喜びのアルプススタンド(甲子園球場)
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