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2002年8月22日(木)<朝刊>
明徳ナイン歓喜の輪 深紅の優勝旗きょう土佐路
明徳ナイン一人一人にずしり優勝メダル――。21日、甲子園球場で行われた第84回全国高校野球選手権大会決勝で明徳義塾ナインは念願の初優勝を飾った。5万人の大観衆が見守る中、自分たちの野球を貫いた。約2時間、智弁和歌山(和歌山)との試合は、明徳ナインのためにしつらえられたかのような舞台となった。試合終了後、抱き合って喜び、深紅の大旗と優勝メダルを手にしたナインは大きな感激にひたった。
三回に先制し、2本塁打を含む10安打の豪打で、智弁和歌山を7―2で下す会心の勝利。最後の打者を三塁ゴロに仕留めると、四日連投でマウンドに立ってきたエース田辺佑介投手を中心に野手も、ベンチの控え選手も一緒になって歓喜の輪をつくった。
校歌を聞く間、笑顔が並ぶ中で森岡良介主将の目からは涙があふれた。閉会式に臨み、森岡主将が県勢としては第46回大会の高知以来38年ぶりの深紅の優勝旗を受ける。晴れやかな表情に変わった森岡主将が胸を張った。続いて筧裕次郎副主将には優勝盾が、そして、ベンチ入りした16人の首にずしりとした重みのある優勝メダルが掛けられた。
ナインはこの日、西宮市の宿舎に1泊。22日は午前、大会主催者などを回った後にバスで帰途につき、同日夕、須崎市浦ノ内の同校での優勝報告会に臨む。23日午前には、地元の須崎、土佐両市役所、同日午後2時ごろに県庁を訪れる予定。
【写真】第84回全国高校野球選手権大会の閉会式で、深紅の優勝旗を受け取る明徳義塾の森岡主将(写真は甲子園)
明徳から森岡ら5人 高校選抜米国遠征メンバー
日本高野連は21日、米国遠征に派遣する日本高校選抜チームのメンバーを発表した。
指揮を執るのは第84回全国高校野球選手権大会で初優勝した明徳義塾の馬淵史郎監督で、同校の森岡良介主将ら18人が選ばれた。
一行は28日に米国へ出発してロサンゼルスで親善試合3試合を行い、9月7日に帰国する。
選手団は次の通り。
【役員】団長 奥尾幸一(日本高野連副会長)▽監督 馬淵史郎(明徳義塾監督)▽コーチ 高嶋仁(智弁和歌山監督)
【選手】投手 田辺佑介(明徳義塾)田林正行(智弁和歌山)高市俊(帝京)鎌倉健(川之江)小嶋達也(遊学館)大谷智久(報徳学園)内山秀典(鳥栖)▽捕手 筧裕次郎(明徳義塾)岡崎祥昊(智弁和歌山)笹沢学(帝京)▽内野手 本田将章(智弁和歌山)今村正士、森岡良介(以上明徳義塾)三好丈己(川之江)中東信二(広陵)▽外野手 沖田浩之(明徳義塾)梅原健太(鳴門工)上森清伸(尽誠学園)
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