|
2002年8月16日(金)<朝刊>
「次もいける」 明徳大勝に応援席沸く
「ヨッシャー」。野球部員らの雄たけびが、カクテル光線に照らされたグラウンドに響いた。15日、甲子園球場で行われた第84回全国高校野球選手権大会2回戦で、本県代表の明徳義塾は、青森県代表・青森山田を猛打で圧倒した。序盤からの大攻勢に、応援席も余裕の笑顔がはじけた。
試合前、明徳応援団の受付には一般の観戦客も詰め掛け、用意した2300枚の入場券はすぐになくなった。当日券も売り切れで、アルプススタンドは試合開始直前から満杯状態。
一回裏、山田裕貴選手がヒットで出塁し、森岡良介主将がレフトオーバーの3塁打。父の崇さん(47)=大阪市城東区=は「決して体が大きくないうちの子が打つことで、小柄な子どもたちの励みになると思う。中途半端でないプレーをしてほしい」と笑顔を見せる。
その後も着々と加点。四回に山田選手のツーランホームランが飛び出すと「いいぞいいぞヤ、マ、ダ」の大合唱が起き、「これで安心」「よう打った」と明るい声が聞かれた。
九回2死から1年生、鶴川将吾投手が甲子園初登板。父の裕昭さん(45)=奈良県下市町=が「夢のよう。思い切り投げてくれ」と見守る中、危なげなく打者を内野ゴロに仕留めて試合終了。あいさつに来た選手に「次もいける」と盛んな拍手が送られた。
【写真】四回裏、山田選手のツーランホームランに喜びを爆発させる明徳義塾応援席(甲子園球場)
|