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2002年8月13日(火)<朝刊>
最後まで戦いたい 甲子園4度目の森岡
森岡は先輩らに「お前らの代で優勝してくれ」と多くの願いを託された。自分でかなえられる最後のチャンス。
1年生から甲子園を経験。「4回も出られて幸せ。でもこれまで3回の甲子園と全く違う。最後(の決勝)まで戦いたい」と今夏に懸ける。
主砲に恥じない結果を残してきた。ところが、県大会からいまひとつ納得できない。甲子園1回戦もなかなか快音が聞こえず、意表をつくセーフティーバントも試みた。九回、今村、沖田の安打で森岡に打順が回った。ナインが回してくれた打席で、森岡は今大会初ヒット。打点も重ねた。「次につながります」と自身もチームも上を見続ける。
同じ3年の佐藤マネジャーによると、宿舎で1回戦のビデオを熱心に見返したのは森岡と筧。「スロー再生で、自分の打撃フォームを見てました」。森岡は「タイミングが合ってなかった。前は悪いなりに打てたけど」と言う。
しかし、1回戦は悪いなりにも2打点。本番に強い選手だ。馬淵監督は「迷いがあるなら初心に帰れと言ってある」と話す。「迷いでもあるの?」と聞くと、即座に「迷っても仕方ないと言い聞かせてます」と、気持ちの切り替えの早い森岡らしい言葉が返ってきた。
エース田辺が1回戦の調子を保ち、森岡が本来の打撃を見せれば、優勝戦線に絡む力がある。2回戦の青森山田を吹き飛ばせ。
【写真】馬淵監督のアドバイスを受ける主砲森岡(西宮市の津門中央公園野球場)
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