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2002年8月12日(月)<朝刊>
青森山田の横顔 波に乗る5番山中
青森山田の甲子園1回戦は、開星と対戦して6―3。原動力となったのが、5番山中の2本塁打を含む3安打5打点の活躍だった。打線は毎回安打を記録し、バックは変則の左腕横手投げエース笹川が14安打を許すも完投を支えた。
山中は三回二死一塁でやや高めの直球を左翼越え。五回は変化球でレフトフライだったが、七回二死一塁から甘く入った直球を再び左翼席に運んだ。九回も中前適時打でダメ押ししており、要注意。その前の4番母良田も、5打数4安打で得点に絡んだ。
大暴れの山中だが、県大会は6試合で2割台。目立っていたのは6割3分2厘の3番山田。加えて、1番の俊足金井は18打数9安打の5割、2番小野が4割を超えた。チーム24盗塁と機動力もある。
投手は笹川と右腕西口の2投手が核。笹川は変化球と制球力、西口は130キロ台の直球で勝負する。
3年ぶり4度目の出場。3年前の8強進出を見て集まったナインたち。登録16選手のうち青森勢は7人で、ほかは関西や宮城などの出身者で占めている。ことし4月、渋谷良弥監督が就任。日大山形の監督時代に春3回、夏11回も甲子園に導いた名監督が、チームを鍛え直した。
【写真】変化球と制球力が持ち味の青森山田のエース笹川。1回戦で開星には14安打されたが、3失点に抑えた(甲子園)
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