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1月7日(土)・朝刊
【初場所の展望】 けいこ不足の朝青龍 琴欧州は順調
大相撲初場所は8日に東京・両国国技館で初日を迎える。昨年九州場所で年6場所完全制覇と7連覇を達成した横綱朝青龍の時代が今年も続くのか。ブルガリア出身の新大関琴欧州が、連覇をストップさせて悲願の初優勝を果たすのか。角界の1年を占う大きな意味のある場所になりそうだ。
朝青龍は12月26日の横綱審議委員会によるけいこ総見後、モンゴルへ帰国。1月2日の再来日後もけいこは休みがちだった。ここ一番の集中力と経験で優勝候補の筆頭であることは間違いないが、けいこ不足によるスタミナ切れがやはり気になる。8連覇を成し遂げるためには、これまで以上に速く勝負をつけることが肝要になってくる。
対照的に琴欧州は質量ともに十分なけいこで順調に仕上がっており、初優勝の可能性はここ数場所では最も高い。先場所破った朝青龍との差は少しずつだが縮まっている。序盤を無難に乗り切ってペースをつかめば、2002年初場所の栃東以来、4年ぶりとなる新大関優勝も見えてくる。
琴欧州以外の大関陣は安定感に欠け、差は開いている。千代大海は好不調の波が激しく、腰痛を抱える魁皇は今場所も体調面が心もとない。栃東は休場明けで、まずは6度目のかど番を脱出することが目標になる。
琴光喜、白鵬の両関脇は元気だ。5場所連続三役の琴光喜は新大関に分のいいけいこを披露し、3場所ぶりに関脇に返り咲き琴欧州に激しいライバル心を燃やす白鵬も意欲的だった。2人が優勝争いに絡んでくる展開もあり得る。横綱、大関に初挑戦する時天空と豪風、久々に平幕上位に戻った栃乃花、元アマ横綱でスピード新入幕の嘉風の土俵も楽しみだ。
19歳の稀勢の里の巻き返し、さらには稀勢の里に続く日本人力士のホープで新十両を狙う幕下の沢井(境川部屋)も注目される。(共同=榎本)
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