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2004年02月08日
サッカーで恩返し セレッソ選手会がファンと交流
春野運動公園で春季キャンプ中のセレッソ大阪(Jリーグ1部)の24選手が7日、少年サッカー教室を開いたり、福祉施設訪問を行い、高知のファンと和やかに交流を深めた。
セレッソ選手会が「高知の人たちに毎回温かく迎えてもらっているので恩返しとして僕たちにできることはないか。感謝の気持ちを伝えたい」と発案。主力組が終日休養日となる同日をファンとの触れ合いにあてた。
西沢明訓主将、森島寛晃選手ら8選手は、高知市神田の市福祉牧場「おおなろ園」(石黒潔彦園長)を訪問。ヘディングだけでボールをつなぐ妙技などを披露した後、園生と交流試合。森島選手らが華麗なドリブルでゴールを目指せば、園生も好プレーを連発。雪が舞う寒さを吹き飛ばすように、笑顔でボールをけり合った。
春野球技場では布部陽成(たかのり)選手会長ら16選手が少年サッカー教室を開催。サッカーの楽しさを伝えようと、県内15チーム約160人の小学生と試合型式で対戦した。あこがれのJリーガーに、目を輝かせてドリブル突破を挑んだ子どもたち。「一緒にプレーできて最高。一生忘れません」「僕も練習してあんなふうになりたい」と貴重な体験に感激していた。
会の後も写真撮影やサインに快く応じたセレッソイレブン。布部選手は「1人でも多くの高知の方に、セレッソを応援してもらいたいし、今日一緒にプレーした少年たちの中からJリーガーが出てきてほしい」と話していた。
【写真】小学生とJリーガーが楽しく対戦したセレッソ大阪の少年サッカー教室(春野球技場)
きょう高知大と練習試合 若手組が戦術確認
春野運動公園のJ1セレッソ大阪は7日、1次キャンプ5日目を主力組の休養日にあてサッカー教室などを開催。午後からは8日の練習試合に出場予定の若手組が、戦術面の確認を行った。
春野キャンプ直前に大阪市内でミニゲームを行ったが、フォーメーションの確認を行ったのは初めて。3―5―2のポジションにつき、1タッチ、2タッチの速いテンポのパス回しを心掛けた。
8日の高知大戦は若手中心の布陣で午後2時に春野球技場でキックオフ。主力組の練習は同球技場で午前9時半からと午後4時から。
また8日に限り、高知では手に入らないオフィシャルグッズを販売する。
【写真】セレッソ大阪主力組は春野キャンプ唯一の休養日。森島=中央=らは福祉施設を訪問、交流試合を行った(高知市神田のおおなろ園)
最もボールけった休日
初の休養日のはずが、“最もボールをけった日”となった。フィジカル強化が重点の1次キャンプ。これまでボールをける場面が少なかったが、7日はガラリ一変。スタッフも含め、3カ所で“試合”が組まれた。
高知市内の福祉施設訪問や、春野球技場でのサッカー教室で交流マッチを行った選手に加え、スタッフたちも恒例となった地元ボランティアとの交流試合に挑んだ。
互いの親ぼくを深めようと昨年の初キャンプ時から始まった交流戦は4戦目。元ユーゴスラビア代表のムズロビッチ監督も58歳とは思えぬプレーを見せ、セレッソスタッフ組が3―2で勝ち、4連勝。またも優勝賞品として皿鉢料理をせしめた。
幸先の良い“就任初白星”をつかんだ同監督は「お互いの友好こそが勝利ですよ」とにっこり。「新鮮な空気、充実した施設に加え、親切な人たちに支えられ、感謝の心でいっぱい」と話していた。
伸び盛りの若手に期待
「シーズンに向け、若い選手がどれだけやれるかを見てみたい」。8日の高知大戦に向け、ムズロビッチ新監督は若手のアピールに期待を込めた。
“若手”と呼ばれても、「将来が楽しみ」といったレベルではない。U―23日本代表候補のGK多田、MF浜田は昨季それぞれ20試合、17試合に出場。今季はレギュラーとしての働きが求められる。DF斎藤は、大久保とともに副主将に指名された。
今オフ13人に戦力外通告したチームにとって、若手の台頭が浮沈の鍵を握るといってもいい。天皇杯で抜群のドリブル突破を見せた酒本や、展開力のある中井らは今季のレギュラー定着も期待される。千葉、福王らのDF陣も守備再建の担い手だ。
今季初の練習試合は格好のアピールの場。「ドリブルにこだわって、試合にも勝ちたい」とは酒本。単なる「若手の練習」ではない。相手の高知大はJ1昇格決定直後のアルビレックス新潟と接戦を演じており、締まった好試合が期待できそう。
若手のまとめ役である斎藤は「高知でやるのはキャンプの時だけなので、セレッソらしく攻撃的で、守備もしっかりやるサッカーをしたい」と意気込みを話した。
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