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四国アイランドリーグ(IL)は昨年9月30日、発足会見を開き、ことし4月末に開幕した。
「野球界全体の流れを見ると、タイミング的に非常に良かった」
それは間違いないが、やはり無理が出た。
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歴史的スタートを切った四国ILだが、資金、人員など「想定外」の事態も(4月30日・高知球場)
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「準備不足は、否定はしない。想定外な部分も多かった。こういうスポーツビジネスは3億、4億という資本金があってスタートさせるべき事業だったらしいんです」
現在は増資で資本金は3億4000万円になったが、当初の資本金は1000万円だった。
「(1000万円という)はした金じゃ足りなかった。トライアウトや合同自主トレなどイニシャル(最初)の部分で大きな金が掛かってきた」
「実際、そういうこと(資金面の苦しさ)もあった。イニシャルの出費と7月に試合がなかった部分が大きかった。読んでいなかったわけではないが、対応が後手後手に回った」
見通しの甘さが、あってはならない給料遅配につながった。ほかにも誤算はあった。
「社員の数が足りなかった。各球団2人ずつの職員が、チーム運営に時間を取られ、営業にまで手が回らなかった。人件費を抑えようとしたことが、結局は間違っていた」
スポンサー探しも―。
「募集の仕方が、四国の現状に合っていなかったかもしれない」
大企業が少ない四国では、スポンサー募集資料を作った段階の金額(1口5000万―500万円)が大き過ぎた印象があった。
「言葉は悪いが、ちまちま、あたっても時間がないわけですよ。大きな金額が必要だったんで、そういうアクションをさせてもらった」
入場料「収入」も伸びなかった。
「スポンサー(向けの無料)チケットが入場者全体の50%、ゴールド、シルバーパスが20%、(1000円の)当日券が20%、家族券、招待券で10%と聞いている」
シーズン終了記者会見での「有料入場者数は(パスと当日券合わせ)40%」という数字開示は適切だったのか。特にスポンサー分50%について言及がなかったことで、40%という数字だけがショッキングに独り歩きした。
「(スポンサーチケットは)契約に盛り込んで提供した正当なもの」
いずれにしろ無料チケットの割合は多すぎた。想定外の支出の積み重ねが、億単位とも言われる赤字につながった。
「来年3月末が決算。はっきりした数字はそれまで待ってほしい」
「当初黒字を目指していたんだから、赤字が多い少ないというより、赤字が出たこと自体がショック。事業計画は『無理じゃない、いける』と思って出した数字だが、その通り進まなかったということだろうから」
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