涌島 稔 投手
Minoru Wakushima
・愛称 「北海ぼうず」
・出身地 北海道
・生年月日 1984年8月21日
・血液型 A型
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「バットへし折る」
「特待生以外、レギュラーはありえねー、みたいなチーム。2年の春、福岡遠征でいい成績残して、絶対背番号もらえると思っていたのに、だめでして。紅白戦では嫌いな先輩に思いっきり当てたろうとか、反抗ばっかでした」
旭川実業高2年のころだ。入学時にはプロのスカウトから「2年後を楽しみに待ってるぞ」と言われるほど前途洋々だった。その後、チームの方針が釈然としないように感じ始めて、ふてくされてしまった。
練習も休みがちだったが、「最後の1年ぐらいはまじめにやっか」と3年で心機一転。練習試合で投げると負けなしの18戦全勝。けちのつけようがない実績を重ね、「創部以来、初めて特待生以外でエースになった」。
しかし甲子園のかかった大会は初戦敗退。2年前のスカウトからは声がかからなかった。卒業後2年間はパチンコ店の店員や家業の大工仕事で稼ぎながら、地元旭川市のクラブチームで過ごした。日本ハムの入団テストも受けた。2次選考に残ったとき、球速は139キロ。「あと1キロ足りない」と言われた。
「周りに本気でプロを目指す人がいなくて。みんなと話が合わずに、浮いていた。早く抜け出したかった」
言葉の端々にハングリー精神がほとばしる。
背番号はエースの代名詞とも言える「18」にこだわった。「第3希望まで全部18、18、18って書いた。監督には『実力がないやつに18はやんねえよ』って言われたけど、もらえました」
目標はリーグ18勝。「ホームラン打たれるか、バットへし折るか、力と力、瀬戸際の勝負を見せたい」
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