辻 拓也 投手
Takuya Tuji
・愛称 「つじたく」
・出身地 東京都
・生年月日 1982年5月13日
・血液型 A型
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勝負はこれから
出身地の東京都墨田区は、あの王貞治監督の地元。王監督には小学5年生の時に直接指導を受けた。初めてプロに触れ、あこがれた。
小中学校は地元のクラブチーム。日体荏原高に進んで内野手から投手に転向し、エースに。夏の甲子園予選では打ち込まれ、コールド負けの苦い思い出がある。
中央学院大(千葉)では2年生の時、明治神宮野球大会に出場。一回戦の大阪体育大戦は2番手のワンポイントで登板して一死満塁のピンチを一失点でしのいだが、試合は12―14のサヨナラ負け。「先発で投げたかったし、負けたし、満足できませんでした」
その後二枚看板の一翼を担ったが、神宮で一勝はかなわなかった。
大学卒業前。就職は決まっていなかったが、野球からの“卒業”だけは決めていた。が、このリーグの募集を知って、プロ野球選手にあこがれる思いが再燃した。
「1期生だし、チャレンジしてみようと」
右のサイドスロー。チームでは抑え投手として期待されているが、オープン戦序盤は3度登板し三回余りで四死球が9。試合に全く使ってもらえなくなった。
「結果を出さねば、自分が抑えなければと力んでいました。チームプレーを忘れていた」
自分なりに1週間考え抜いた結果、「あす投げさせてください」と監督に直訴した。「もう後がない」と臨んだ25日のオープン戦は四回余りを投げ一安打無失点、四死球は1。課題だった制球難も改善した。
「一球の大切さがわかったか」―。試合後、監督からやっと声が掛かった。うれしかった。
勝負はこれから。「監督、見ててください」
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