赤井 志郎 投手
Shiro Akai
・愛称 「赤ちゃん」
・出身地 埼玉県
・生年月日 1983年7月10日
・血液型 O型
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クラブ育ちの大学生
「地肩」には自信があった。小学校時代のソフトボール投げでは、“前人未到”の50メートル超え。一番遠くの計測点をはるかに過ぎ、距離が測れなかった。
埼玉県所沢市の小中学校から所沢中央高へ進み、すぐエースに。自信にあふれてスピードボールを投げ込んでいたが、夏の甲子園予選で浦和学院の大竹寛投手(現広島)と対戦。超高校級の速球に圧倒された。
「上には上がいるな、と。試合も完敗。力の差は歴然でした」
大学で4年間野球をやってからプロ(NPB)を目指そうと一般入試で専修大学へ。入部するため野球部を訪ねて見回すと、野球推薦で入学した有名高校の選手が大半。一般入試で進んだ学生が入れる雰囲気ではない。
「それでマネジャーさんに、どうすれば入れますかって聞いたんです。すると『1週間の合宿でプレーを見せてもらってから決める』と」
そこまでして入部しなくても、としらけた気持ちなって、インターネットで見つけた民間のクラブチームに入団。学生生活を送る傍ら、週末は20代―40代のおじさんたちと野球を楽しんだ。
「ところがこのチーム、元甲子園球児や有名大学のOBなんかがいて、レベルが高かったんです。細かい試合運びやテクニック、野球の考え方を、いろはから学びました」
主力投手を任され、クラブ選手権南関東大会で優勝。むくむくと自信がわいた。「自分の実力を試したい」。全身の血が騒ぐようになった。
実はまだ大学4年生。ゼミ論文の提出を残しているだけなので、学校は“休学中”。「プロに行きたいです。大竹投手と同じ舞台に立ちたい」
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