
「献血お願いしまーす」「骨髄バンクへの登録も…」。30回目となる「はたちの献血」の街頭キャンペーンが9日、高知市帯屋町1丁目の中央公園で行われ、県赤十字血液センターの一日所長に委嘱された四国アイランドリーグ「高知ファイティング・ドッグス(FD)」の小山田貴雄投手(22)らが献血を呼び掛けた。
寒さや病気による服薬などで献血者が少なくなる冬場、「成人の日」を迎える若者らに協力してもらおうと日赤県支部や県などが昭和50年から年明けの2カ月間、毎年開いている。今回は昨春発足した高知FDに協力を依頼。先発要員の一人として活躍した小山田投手ら4人が“助っ人”としてユニホーム姿で街頭に立った。
小山田投手らは啓発用の風船などを買い物客らに渡しながら、大声で献血参加を求め、骨髄移植が必要な難病にかかっている高知大1回生の戸田浩司さん(19)=硬式野球部=のためのドナー登録も呼び掛けた。
身長190センチ、体重95キロの小山田さんは数回の献血歴があるものの、ドナー登録の知識はほとんどなかったそうで、「戸田さんのことを知って登録の仕組みが初めて分かった。同じ野球をする仲間として微力でも役に立ちたい」と真剣な表情で話していた。
この日は4時間余りのキャンペーンで計42人が献血し、9日現在の同センターの在庫量はA型204本(適正200本=200ミリリットル換算)、B型105本(同100本)など。
同センターは「高知市の成人式が8日に終わっており、若者の人数を心配したが、例年並みに半分は20代が協力してくれた。先月の寒波で減っていたころと比べれば人数も少し上向き。寒さはこれからが本番なので、協力をお願いしたい」と話している。
【写真説明】「一日所長」として笑顔で献血を呼び掛ける高知FDの小山田投手=左(高知市の中央公園北口)
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