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・高知FD選手と元気にプレー 野球教室に100人参加
 甲子園(こうしえん)、真夏(まなつ)の太陽の下で、体中から汗(あせ)を滴(したた)らせて全力(ぜんりょく)でプレーする球児(きゅうじ)たちの姿(すがた)は、見ていてとてもまぶしいですね。そして今年は、四国アイランドリーグも開幕(かいまく)。高知初(はつ)のプロ野球(やきゅう)チーム「高知ファイティングドッグス(FD)」が誕生(たんじょう)しました。みなさんの中にも「将来(しょうらい)はプロ野球選手(せんしゅ)になりたい!」という子も多いのでは。夏が来て、ますます元気(げんき)な野球少年少女たちに、高知FDの選手たちがこのほど、野球教室(きょうしつ)を開(ひら)きました。

 【写真説明】選手からボールの握り方を学ぶ子どもたち(高知市みづき3丁目の観月坂スポーツ広場)

 選手到着

 7月下旬(げじゅん)、高知市みづき3丁目の観月坂スポーツ広場に、県内(けんない)各地(かくち)から約(やく)100人の小学生たちが集(あつ)まりました。みんなのお目当ては、高知FDの選手たちが開く野球教室。あこがれのプロ野球選手にじかに教(おし)えてもらえるとあって、子どもたちはやる気満々(まんまん)。練習(れんしゅう)試合(じあい)をしながら選手たちの到着(とうちゃく)を待(ま)っていました。

 午後1時、ぞくぞくと広場に到着した車から降(お)りたのは、高知FDの選手たち。グラウンドに整列(せいれつ)した各(かく)チームのキャプテンが、高知FDの選手たちに「今日はよろしくお願(ねが)いします」と元気にあいさつしていきます。

 本物(ほんもの)の選手たちを前に、子どもたちはどきどき。「杭田選手のホームランボールを取(と)ったので、もう一度ホームランを見たいです」との注文(ちゅうもん)に、選手たちから和(なご)やかな笑(わら)い声が起(お)きました。

 まずはウオーミングアップ。「行くぞー!」。トレーナーの野田直司さん(23)の指導(しどう)で、子どもたちは選手と一緒(いっしょ)にランニングを開始(かいし)。「いち、にー、さん、し…」と声をそろえて走る子どもたちの声が小さくなると、野田さんは「もっと声出して!」と気合を入れます。

 ほかにも、お尻(しり)を押(お)し合う「尻相撲(しりずもう)」や、選手を追(お)いかけて帽子(ぼうし)を取る鬼(おに)ごっこなど、ユニークな運動(うんどう)に、子どもたちは夢中(むちゅう)になりました。

 練習開始

 体が温まると、いよいよ練習です。まずは野球の基本(きほん)、キャッチボールから。沢西康明投手(とうしゅ)(23)が子どもたちにボールの握(にぎ)り方から指導します。

 「(縫(ぬ)い目の)とがっている所に指(ゆび)を掛(か)け、人さし指、中指の間を小指1本くらい空けて、親指と3本で握る。相手(あいて)の胸(むね)に投(な)げるのが基本。(受(う)ける相手は)ここに投げてほしいとしっかり相手に示(しめ)すこと」

 指導を受けると、さっそく投球開始(かいし)。「バシッ」とミットに次々(つぎつぎ)と小気味(こきみ)よい音を響(ひび)かせる子どもたちを、選手たちは「胸に投げろ! よっしゃ、ナイスボール!」とリードします。

 「よーし、それじゃ5分休憩(きゅうけい)!」。暑(あつ)さでへとへとの子どもたちは、一斉(いっせい)にベンチに「お茶〜」と駆(か)け寄(よ)ります。冷(つめ)たく冷(ひ)えたお茶を飲(の)んで一呼吸(ひとこきゅう)置(お)くと、次はバッティングです。

 「カーン」とうまくミートさせる子もいれば、何度打(う)っても「ぼてぼてっ…」と転(ころ)がってしまう子も。そんな時はそばにいる選手が「ボールをよく見て振(ふ)る!」と指導。うまく当たるようになると「おー、飛(と)んだ飛んだ」と、子どもたちと一緒に喜(よろこ)びました。

 選手たちもバッティングの見本を披露(ひろう)。意気(いき)揚々(ようよう)とバッターボックスに入り、トスボールを力いっぱい振り抜(ぬ)きます。

 「ガスッ」。鈍(にぶ)い音が響き、天高く飛ぶはずだったボールは地面(じめん)をごろごろ…。すると、子どもたちは「プロやったらもっと飛ぶはずや!」とはやし立てます。

 次は見てろとばかりに真剣(しんけん)な目をした選手。「カキーン」と快音(かいおん)を高らかに鳴(な)り響かせると、ボールはぎゅーんと空のかなたへ。ネットを飛び越(こ)え、場外ホームランになりました。

 選手のパワーに「すげー!」と目を丸くした子どもたち。「あーあ、道路(どうろ)に落(お)っこちちゃった」と誰(だれ)かがぼそりとつぶやくと、選手は恥(は)ずかしそうに、頭をぼりぼりかいていました。

 元気良く白球を追(お)いかけた野球教室も、あっという間に終わりました。

 「最高(さいこう)。背(せ)も高いし、迫力(はくりょく)もあって、優(やさ)しかった」「細かく教えてくれて、投球のコントロールが良くなった」「今度、教えてくれた選手を応援(おうえん)にいくよ」と大満足(だいまんぞく)の子どもたち。

 プロから伝授(でんじゅ)してもらったことを忘(わす)れず、これからも活躍(かつやく)してくださいね。



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