|
2004年12月02日付朝刊
指導陣に西田氏(元広島)ら7人 入団テストに210人
2005年春の「四国独立リーグ」スタートを目指す株式会社IBLJの石毛宏典代表(元オリックス監督)が1日、愛媛県庁で記者会見し、これまでに決定したコーチ陣や、トライアウト(入団テスト)の応募状況などを公表した。9月30日の構想発表時には実現を疑問視する声もあったが、石毛氏は「準備は予定通り進展している」。開幕への手応えを口にした上で、球場確保が最大の課題になっていることを明らかにした。
【写真説明】四国独立リーグの進ちょく状況について記者会見する石毛宏典氏ら(右)=愛媛県庁
この日発表された指導陣は定詰雅彦氏(元ロッテ―阪神)、西田真二氏(元広島)ら7人。各チーム3人(監督1人、コーチ2人)ずつの計12人で、残り5人については交渉中という。誰がどのチームを指導するかは未定だが、石毛氏は「野手出身者が監督に就くことになるのではと考えている」。また、各県出身のプロ野球監督経験者のアドバイザーや、巡回コーチを置くことも合わせて発表された。
トライアウトには11月30日現在、5会場合わせて計934人が応募している。既に締め切った5日の高松会場では210人が受験予定。うち92人が四国出身者で、本県からは10人が挑戦する。また、同会場の審査員として、この日発表されたコーチ陣数人のほか八木沢壮六(元ロッテ)、辻恭彦(元大洋)の両氏が加わる。選手は各チーム22人(投手10人、野手12人)の予定で、合格者は05年1月末までに発表するという。石毛氏は現時点で1000人近い応募があったことについて、「たくさん集まってくれた」と話した。
また、IBLJ側は運営資金確保のため、四国内の企業に対して1億円強の増資を要請していることを明らかにした上で「早ければ今月中に発表できる」。スポンサーに関しても「近いうちに3、4社発表できると思う。予定の2億4000万円に相当する額を上回りそう」と明かし、資金面の不安を否定した。
問題は球場確保。愛媛、香川、徳島3県では「ナイター使用の要望を出している。タイムシェアをすれば、いけるのではないか」と話したが、ナイター設備のない本県は「高知、東部、春野の3球場は『要望通りいかない』という返事をもらった」とした上で、「ほかにも球場はある。逆手にとって県内各地でアピールしたい」と話した。
◆独立リーグのコーチ陣◆
芦沢 真矢(46)捕手、ヤクルト―広島
小野 和幸(39)投手、西武―中日―ロッテ
定詰 雅彦(38)捕手、ロッテ―阪神
高山 郁夫(42)投手、西武―広島―ダイエー
西田 真二(44)野手、広島
坊西 浩嗣(35)捕手、ダイエー
森 博幸(41)野手、西武
(1日発表分、50音順、左から氏名、年齢、現役時代のポジション、所属球団の順)
|